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愚痴をふっ飛ばした壮観なレース

Jim
2014年4月7日 « マルドナドにさらなる処分 | 2015年に2チーム新規参戦か »
スペクタクルなレースが繰り広げたバーレーンGP © Sutton Images
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バーレーンGP決勝レースはF1新時代のスペクタクルを軽視していたすべての者に対する最大級の逆襲となったことだろう。

バーレーンに新たに設置された人工照明の下できらびやかなナイトレースがスタートする前でさえ、マクラーレンのロン・デニスは2014年の新ルールに対する"愚痴"だとして強気な発言を残していた。

「ほとんどの愚痴は競争のないところから来ている」とイギリスの『Sky(スカイ)』に語ったデニスは、否定論者に対して「まずは何とかやって自分のマシンを開発しろ」と一喝。

デニスのコメントがレッドブルや、おそらく政治的な意味合いでF1を見下すのに躍起なフェラーリのルカ・ディ・モンテゼモーロに向けられたものであることは疑いようがない。

メルセデスのニキ・ラウダもデニスに同意、ドイツの『RTL』にこう語った。

「誰も彼も自分の利益のために戦っているのだ。フェラーリエンジンがメルセデスエンジンよりも重いことは知られている」

確かにオーストラリアとマレーシアの壮観は疑わしかったものの、バーレーンに乗り込んだフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)はグランプリ開幕前の時点で19レースのうち2戦が終わっただけであり判断するには早過ぎると強調していた。さらにF1とサッカーを関連付け、「0対0の試合だってあるさ。退屈だけど次の週に5対4の試合があったらとても楽しいでしょ」とコメントしている。

まさに、バーレーンGPがアロンソの言う"5対4"の試合になった。

どの周回でも至るところでバトルが繰り広げられ、圧倒的な速さを見せつけたメルセデス勢も独走態勢を築きながらルイス・ハミルトンとニコ・ロズベルグが激しいポジション争いを繰り広げたのだ。

パディ・ロウは穏やかに1-2フィニッシュを達成しようとチームオーダーの発令を命じようとしたが、レース後にラウダが笑いながら明かしたところによると両ドライバーはロウを「無視した」という。

最終的に2位でゴールし、打ち負かされた相手にもかかわらずハミルトンを抱きしめて互いの健闘をたたえ合ったロズベルグは「今日はF1のための一日だったように思う」と感想を述べていた。

ラウダはF1がつまらないと言う人々が「間抜け」に見えると述べ、メルセデスも『Twitter(ツイッター)』で「これで完全な公認を得られた。2014年のF1は迫力満点!」とツイートしている。

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