バーレーンGP

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  • バーレーンGP - 土曜フリー走行

ロズベルグが僚友を抑えてポール!

M.S.
2014年4月6日
最大のライバルをしのいで予選トップタイムを刻んだロズベルグ © Sutton Images
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砂漠を厳しく照りつけた日が地平へと大きく傾き、気温の和らいだバーレーン・インターナショナル・サーキットにて、日本時間5日(土)24時から2014年FIA F1世界選手権第3戦バーレーンGP予選が実施された。

事前に3回行われたフリー走行のすべてでメルセデスのルイス・ハミルトンとニコ・ロズベルグが1-2を決めており、金曜日の予選と同時刻帯に実施されたセッションではハミルトンが1分34秒325のベストタイムをマークした。長いストレートを備えたサヒールでは3番手以降でもメルセデスエンジン勢が力を示し、ウィリアムズやフォース・インディアが好きタイムを残している。

レッドブルのダニエル・リカルドは前戦マレーシアGP中の危険なリリースによって予選結果から10グリッド降格のペナルティが科されることになっている。

日中の路面温度は40度を超えるが、日没時と重なるセッションスタート時の気温は24度、路面温度29度のドライコンディション。今週末のドライタイヤとしてはピレリのソフトコンパウンドとミディアムコンパウンドが持ち込まれた。

18分のQ1がスタートするとザウバーのエステバン・グティエレスが真っ先にコースへ向かう。まずはニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)が1分36秒台後半のタイムでトップに立ち、後に続くライバルたちのタイムを待ち受けた。

ヒュルケンベルグのタイムを塗り替えたのはリカルドで、アロンソが2番手に。しかし、メルセデスコンビがここでも他の陣営を圧倒するペースを見せつけ、ハミルトンとロズベルグが1分35秒台に乗せてタイムシートの上部を独占する。

また、後方では最初のタイムアタックにミディアムタイヤを選んだドライバーたちの間でケータハムの小林可夢偉が暫定13番手タイムを残した。残り5分の時点で20名がタイムを記録しており、ウィリアムズの2台は最初からソフトタイヤを投入して一発勝負に乗り出す。

チェッカーフラッグまで数分というところでボッタスがトップタイムを刻むも、オプションで再度タイムアタックを行ったヒュルケンベルグがそのタイムを塗り替え、1分34秒874をたたき出した。

Q2進出を懸けて最後まで激しいタイム争いが繰り広げられ、最終的には17番手パストール・マルドナド(ロータス)以下、エイドリアン・スーティル(ザウバー)、可夢偉、ジュール・ビアンキ(マルシャ)、マーカス・エリクソン(ケータハム)、マックス・チルトン(マルシャ)らがここで予選を終えている。ミディアムタイヤでQ2行きを決めたのはメルセデスデュオとリカルドだけだった。

なお、Q1終盤にスーティルがグロージャンの進路を妨害した疑いが持たれており、予選後に審議にかけられることになっている。

Q2が始まるとやや間を置いてからミディアムを履いたボッタスとマッサらがコースへ。他のドライバーはソフトを選んでおり、1分33秒708を刻んだロズベルグが僚友ハミルトンを上回った。

ロズベルグ、ハミルトン、リカルド、ジェンソン・バトン(マクラーレン)、アロンソがトップ5に並んだところでタイムを残していないのはベッテルとグロージャンのみ。残り5分でベッテルが、さらに遅れてグロージャンがガレージを後にする。

一足先に引き上げたメルセデス勢が残るセッションを見守る中、それ以外の14台すべてが最後のタイムアタックへと向かい、ウィリアムズの2台もソフトタイヤに変更していた。

コースインのタイミングをずらしたベッテルはあと一歩のところでQ3に手が届かず。11番手に終わったベッテルを始め、ヒュルケンベルグ、ダニール・クビアト、ジャン-エリック・ベルヌ(共にトロ・ロッソ)、グティエレス、グロージャンがここでノックアウトされている。

Q3行きの切符を手にしたのはロズベルグ、ハミルトン、リカルド、バトン、アロンソ、ペレス、ボッタス、マッサ、ケビン・マグヌッセン(マクラーレン)、ライコネンの10名だった。

Q3に与えられた12分のセッション時間がカウントダウンを始めてもすぐには動きがなく、しばしの沈黙の後にボッタスが先陣を切ってピットレーンを後にする。ライバルたちも順次始動し、ライコネンだけがガレージにとどまっていた。

コース上ではロズベルグが1分33秒185で1周をまとめあげ、ハミルトン、ボッタス、ペレス、マッサが上位に並ぶ形に。ノータイムのライコネンはラスト3分でタイムアタックに着手し、いったんガレージに戻っていたドライバーたちもそれに続く。

暫定トップのロズベルグにとって唯一の脅威であるハミルトンはラストアタックでミスを犯し、ロズベルグが今季初ポールポジションを手に入れた。

リカルドが3番手に入るも、前述の通り10グリッド降格が決まっている。以下、ボッタス、ペレス、ライコネン、バトン、マッサ、マグヌッセン、アロンソというオーダーで予選は決した。

バーレーンGP決勝は日本時間6日(日)24時スタート予定。レースもお楽しみに!

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