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2013年第4戦ドライバーコメント決勝

Jim / Me / M.S.
2013年4月22日 « タイヤが"力尽きた"とウェバー | ペレスに「落ち着け」とバトン »

2013年シーズン序盤では最後のフライアウェイ戦となる第4戦バーレーンGPの決勝レースがバーレーン・インターナショナル・サーキットで開催された。

ポールシッターに輝いたメルセデスのニコ・ロズベルグが徐々にポジションを落としていった一方で、序盤にリードを奪ったレッドブルのセバスチャン・ベッテルがレースを支配。ファステストラップも刻んで優勝を飾っている。キミ・ライコネンとロマン・グロージャンが2位と3位でゴールし、ロータスのダブル表彰台を達成した。

レースを終えたドライバーやチーム関係者のコメントは以下の通り。

レッドブル

セバスチャン・ベッテル(1位)

「最初はすごくタイトなホイール・トゥ・ホイールのレースで面白かったよ。スタート時は自分が速いかどうかなんて分からない。自分も含めてみんながごった返しているからね! 先頭に出ることが大事なんだ。前回のレースで人の後ろに引っかかってしまうとタイヤウエアに影響することが分かったから、今日は昨日の予選でセーブしたタイヤを使いこなすことが重要だった。僕はクリーンエアで走るのが大好きだからリードを奪おうとハードにプッシュした。今日はレース中盤にスピードがあって、かなり楽だった。チームはみんな、ここにいる人たちも裏方のファクトリーの人たちも本当によくやってくれたよ。特に今日の戦略を考えてくれた人たちに感謝している。バッチリ成功したし彼らの読みはとても正確だった」

マーク・ウェバー(7位)

「序盤はそれほど悪くなかったけど、第2スティントでほかの人たちを抜くのにややタイムロスした。アウトラップの数周はアグレッシブに走り、何人かの前に出られたけど、タイヤには良くなかったみたいだ。だから第2スティントの終盤はペース的にボロボロの状態で、それが他の2つのスティントにも響いた。レース半ばにはポディウムを狙えると思ったんだけど、それにはペースマネジメントが重要で、レースをすることとタイヤをセーブすることの微妙なバランスが必要だった。最後のピットインは周囲の方が僕より早かったけど、僕もフィニッシュまでは持たなかった。ハードにレースをすればタイヤを使い果たしてしまうし、戦わなければ自分が抜かれてしまう。最後はルイスとすごくいいバトルだった。2人ともタイヤは残っていなかったけど、お互いに最高のレースができた」

クリスチャン・ホーナー(チーム代表)

「セバスチャンは非の打ち所がないレースをした。フェルナンドとニコ・ロズベルグを相手に、2度ブリリアントなオーバーテイクを見せた。その後はフィニッシュまでレースを支配し、タイヤの管理も見事だった。予選で温存したタイヤを使った戦略も完ぺきで、3ストップ作戦での圧倒的な勝利だった。マークは第1スティントで良いレースをし、1回目のピットストップでポジションを上げた。第2スティントでは序盤に懸命にプッシュを見せて2番手まで順位を上げた。残念ながらそのスティントは長持ちせず、残りの2スティントは厳しくなった。最後のピットイン後に2ストップ勢の間に入ってしまい、後は最後まで走り切れるかどうかという問題だった。彼は素晴らしいファイトを見せてルイスと激しく戦ったが、最後はリアタイヤが尽きてしまった。だがそれでも貴重なポイントを獲得してくれた」

フェラーリ

フェルナンド・アロンソ(8位)

「今日はとにかくツキがなかったし、本当に悔しい。今日の午後までは僕もフェリペもとてもポジティブな週末だったのに、こんな最後だなんて。フリー走行も予選も競争力はあったから、2人とも良いレースができると期待していたんだ。オープニングラップの後、リアタイヤがダメになっていると思ったら、ピットウオールからDRSがスタックしているという情報が届いた。最初のピットストップではうまく直せず、もう一度入らなきゃいけなくなった。それ以降はDRSを使わないようにとピットウオールからの指示があり、それがレースに影響した。何とか巻き返そうとしたんだけど、DRSなしだとオーバーテイクするためのポジションを見いだすのが本当に難しい。中団グループまで後退しちゃうと、タイヤのデグラデーションを管理するのがさらに難しくなる。僕とフェリペに起きた問題がなければもっと上位でフィニッシュできたと確信している。だって、マシンの反応はとても良かったし、過去4年の中じゃベストだとも思うからね。ただ、いいレースにするにはいろんな要素が関わってくる。ちょっとした運も含めてね。すぐに埋め合わせできるよう願おう。もしかしたら僕のホームレースであるバルセロナからそうなるかもしれないし。バルセロナではコース上でのオーバーテイクが難しく、上位からスタートすることが大事になってくるから、いい予選を戦うことがさらに重要になるだろう」

フェリペ・マッサ(15位)

「今回のレースは本当に不運だった。このスポーツではいろんなことが起きるとはいえ、何でこんなにたくさんのことが悪い方にいってしまうのか説明できない。スタートではスーとの接触後にポジションを落とし、タイヤ交換のためピットに戻ったことでさらにタイムを失い、いいレースを戦うチャンスを逃してしまった。スタートは少しアンダーステア気味だったけど、それがトラブルを引き起こしたとは思わない。あんな風にタイヤが壊れた理由は調べる必要がある。最初のケースは右リアのデラミネーション(層間はく離)だと思う。2回目はパンクチャーの影響かもしれない。今は何が起きたのかを正確に理解することが必要。そしてすぐに次のレースに切り替えなきゃいけない」

ステファノ・ドメニカリ(チーム代表)

「この週末はずっとトップを争えることを示していたにもかかわらず、明らかにわれわれが期待したような結果ではなかった。望み通りのリザルトを持ち帰れなかったという失望は大きいが、一刻も早く過去のものにしてしまいたい。DRSのトラブルがありながらも、フェルナンドは猛烈な走りを見せて驚くべきオーバーテイクやラップタイムを出していた。フェリペのレースもまた非常に難しかった。まずスタートで事故に巻き込まれてF138のフロントウイングを傷め、さらにタイヤトラブルが彼のレースを阻んだ。序盤4戦の初期分析によると、われわれは本来獲得するべきポイントを取りきれなかったことになる。3週間後にはヨーロッパでのレースが始まる。直ちに状況を好転させなければならない。それまでは十分にポテンシャルを秘めたマシンの開発に本気で取り組むことになる」

パット・フライ(テクニカルディレクター)

「両ドライバーにとって非常に難しいレースだった。6周目にフェルナンドのマシンに起きたDRSトラブルによって、彼の1回目のピットストップを前倒ししなければならず、文字通り逆さまになったリアウイングを直さなければならなかった。メカニックたちの最初の試みだけでは問題を解決できず、2度目のストップが必要となり、さらに貴重な時間をロスした。本当に残念でならない。ダメージを負ったマシンでも彼のペースは最速レベルであり、2位か、もしかしたら優勝さえ狙えたかもしれない。マッサも楽なレースではなく、スタート直後の接触に加えてタイヤトラブルが発生した。最初のインシデントを引き起こした原因はまだはっきりしていないが、2回目はまず間違いなくパンクチャーだ。一つにはコース上のデブリが要因とも考えられる。たとえ良いリザルトが得られなくても、われわれは先頭で戦えるという知識を持ってバーレーンを去ることができる。われわれは今まで以上に意欲的に向上を続けていく」

マクラーレン

ジェンソン・バトン(10位)

「今日はあんまり良くなかった。まあ、レースはかなり楽しかったけどね。でも求めていた結果は得られていない。チェコ(ペレスの愛称)との対決でタイヤを使い過ぎちゃったから。アクションがたくさんあって、さっきも言ったように、その結果として自分のタイヤを十分に温存できなかったんだ。2回目のピットストップが終わった後はロマン(グロージャン)と基礎ってポジションを取り戻す必要があったのも事実。クリーンなバトルばかりだったと思うよ。チェコはちょっとタフだったけど。だいぶ珍しいことだった。彼はでもいい仕事をしたと思っている。ペースが良かったし、タイヤもしっかりケアしていた。だから彼にはおめでとうと言いたい。2人で力を合わせて、ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス・チームにとって貴重なポイントを獲得できたんだからね」

セルジオ・ペレス(6位)

「ものすごいレース。本当に楽しめた。まずはボーダフォン・マクラーレン・メルセデスに感謝しないと。最近はずっと難しい時間を過ごしていたけど、彼らはずっと僕をサポートし続けてくれた。結局のところ、堅実な週末になったと想う。マシンの力は目いっぱい引き出せたと思うし、戦略も最高、タイヤもしっかりケアして、本当に貴重なポイントを取ることができた。今日の僕はちょっとアグレッシブだったかもしれない。ジェンソンのホイールとぶつかっちゃったのは危なすぎたと思うし、ちょっとやりすぎたかもしれないけど、でもチームは一度も僕たちにレースをやめるよう言ってきたりはしなかった。チームオーダーはなし。僕たち2人とも、かなりアドレナリンが出ていた。ジェンソンはいつだって本当に強いレーサーだ。でも今後はもう少しお互いに協力し合えることを願っている。レース後の彼は落ち着いていてフレンドリーだったからよかった。ただ、別に驚くことじゃないけどね。彼は優れたドライバーであると共に素晴らしい人だから」

マーティン・ウィットマーシュ(チーム代表)

「2013年ガルフ・エア・バーレーンGPは見事なモーターレースだった。幸運にもここサヒールで実際にレースを目にした者もしかり、自宅で観戦していた数千万人の人々をも楽しませるものだったと確信している。チェコはボーダフォン・マクラーレン・メルセデスに加わってからのベストレースを戦った。終盤にはフェルナンドとマークの2人を追い抜き6位でゴール。実に見事なドライブだった。特に、リアウイングにダメージを負い、フロントウイングのエンドプレートにも損傷がある状態にもかかわらず、あれだけの強力なレースペースを維持できたことを考えると本当に素晴らしいと思う。ジェンソンも同じような位置でフィニッシュするはずだったが、残り10周ではもう一度ピットストップをする必要がなかった。とはいえ、彼もまたしっかりとポイント圏内でゴールしてくれている。今日は2人が接近戦を展開し、時に鋭いバトルもあったのは事実だが、それがモーターレーシングというものだ。ジェンソンもチェコも速くて強い、成功に貪欲なドライバーであり、ドライバーとはそうあるべきものだと思っている。これがレースと呼ばれるように、わがボーダフォン・マクラーレン・メルセデスでは常に両ドライバーに競争することを認めている。これぞ、このスポーツのあるべき姿だ。それでも、今日のチェコはジェンソンに対して若干、闘争的すぎたと言えるだろう。そのことは彼も分かっていると思う。この後はウォーキングに戻り、3週間後のスペインに向けてアップグレードパッケージの作業に励む。安定したマシン開発の成果を発揮し続けたいし、われわれにはそれが必要だと考えている」

ロータス

キミ・ライコネン(2位)

「勝てなきゃ心からハッピーには決してなれない。でも、2位はできる限りの結果に近かったんじゃないかな。僕は最大限にドライブしたし、マシンには昨日の予選で僕らに欠けていたペースがあったから、すごくいいリザルトだった。セバスチャン(ベッテル)に挑むだけのスピードはなかったけれどダブル表彰台を達成できるくらいのペースはあったし、チームのためにもうれしい」

ロマン・グロージャン(3位)

「また表彰台に戻ってこられて最高だし、チームにとってファンタスティックな結果だ。僕にとってはラクなシーズン序盤ではなかったけれど、この週末を通してかなり前進し、僕らのあるべき場所に戻ってきた。マシンでずっと快適に感じられたんだ。今日のリザルトは必死に作業してくれたみんなにふさわしい見返りだね。オーバーテイクがたくさんあるとても楽しいレースで、ヒヤリとする瞬間も何度かあった。だから、11番手スタートから表彰台にたどりつけて心から満足している。僕らにはすでに一貫性が備わっていて、すべてのレースでポイントフィニッシュを果たしているけれど、これから求めるのは大きな成果。そのチャレンジに向けて今回はいいスタートを切れたね」

エリック・ブーリエ(チーム代表)

「今回もまた、2012年のまるで再現だ! ただ、予選パフォーマンスが期待を下回っていただけに、今回の方がはるかに難しかったがね。それでも、週末を通してペースを発揮し、今日の重要な場面でしっかり速さを示せたと思う。自分たちのスタートを思えば優勝は手が届かなかったが、決勝前の目標としてはトップ6が現実的だと思っていたのでダブル表彰台という結果になったことは携わっている全員が素晴らしいパフォーマンスに努めたからに他ならない。バーレーンの現場部隊とエンストンのチームを思うとうれしい。この結果は本当にふさわしいと思う」

アラン・パーメイン(トラックサイドオペレーションディレクター)

「今日は両ドライバーがファンタスティックな仕事をしてくれた。自分たちのマシンがタイヤに優しいことは知っているので、それらの強みを生かして昨日のガッカリだった予選を正すことができた。ロマンにはアグレッシブな戦略を採り、11番グリッドから3ストップ戦略で行くことにしたが、それが完ぺきにはまったと思う。求められたときにはアグレッシブに攻め、必要な場面ではしっかりとタイヤを温存してくれたので、われわれが彼に求めるすべてをやってのけてくれたことに本当に満足している。キミについては2ストップ戦略でロングランのペースに頼ることにした。レースのスタート前から彼がアレルギー症状に苦しんでいたことを考えると、正直、本当に印象的なパフォーマンスだと思う」

メルセデス

ニコ・ロズベルグ(9位)

「僕にとってはタフな一日だった。スタートはポールからで最高だったのに、ゴールしたのが9位なんて。今日はマシンに乗っていてもまったく感触が良くなくて全然楽しくなかった。第3スティントの終盤に4ストップ戦略に切り替えたけど足りなかった。僕たちはリアタイヤを使いすぎている。結局、かなり苦戦したし、ハードにプッシュするには足りなかった。まだまだやらなきゃいけないことは山積みだ。何でレースのパフォーマンスが予選で発揮しているペースに匹敵しないのか、その理由に集中して取り組まないと。ヨーロッパのシーズンが始まるまでにいくらか前進できるよう願っている」

ルイス・ハミルトン(5位)

「今日の結果には本当に満足している。僕たちにとってはタフな週末だったけど、何とか乗り越えて5位でフィニッシュできたことはいい形でダメージを抑えられたと思う。僕のレースは全然いいスタートじゃなかったけどね。タイヤをケアしていたのに、最初の2つのスティントはかなり苦戦してポジションを落としてしまった。でも路面温度が下がると、マシンが速さを取り戻したからプッシュに必要なグリップも得られたし、ギャップを縮められたんだ。最後はマークとものすごく楽しいバトルだった。ああいうのが必要。絶対に抜かしてやるって思っていた。とても楽しかったし、クリーンなホイール・トゥ・ホイールのレースだった。序盤4戦で自分たちが成し遂げたことは本当に誇りに思っている。ドライバーズ選手権3位は期待以上だよ。ただし、プッシュし続けてパフォーマンスをさらに見いださないと。今の僕たちはかろうじて食らいついているだけだから、もし次のステップに進めればギャップを縮められるはずだ」

ロス・ブラウン(チーム代表)

「路面温度が最高値に達していたレースの序盤にひどく苦戦してしまった。これは対策必須の問題であり、その部分のパフォーマンスを改善できるよう、ソリューションに取り組んでいく。レースの後半はいくらか路面温度が下がったので、ペースもそれほど悪くはなかった。ルイスは特にそうだ。2台揃ってポイントを勝ち取り、両ドライバーともホイール・トゥ・ホイールのレースを楽しみ、ピットクルーも最高の作業をしてくれた。ルイスとニコ(ロズベルグ)は今あるマシンで力の限り戦ったと思う。今回は彼らにとってダメージを防ぐレースだった。とはいえ、高い温度でも優れたパフォーマンスを発揮できるようにしていくことが優先だ。タイヤは誰もが同じものを使っているが、こういうコンディションではライバルほどうまく機能させられていない」

クリスチャン・トト・ウォルフ(エグゼクティブディレクター)

「厳しい一日になるだろうことは分かっており、高い路面温度は明らかにわれわれにとって都合が悪い。だが、言い訳にはならないし、改善が必要な優先度の高いエリアである。なぜこんなにも苦戦してしまったのか慎重に分析しなければ。特に序盤はペースがなかったので、その理由を調べる必要がある。両ドライバーともきつかったと思うが、とりわけ終盤のルイスなど、ポジションを死守する中で何度も素晴らしいレーシングを披露してくれた。それでも、チームの観点からは今回のレースを失望の結果と考えなければなるまい。今日はいろいろと学んだものの、さらに学ぶべきことがあるのは明らかだ」

ザウバー

ニコ・ヒュルケンベルグ(12位)

「難しくてイライラする週末だった。僕たちがあまり速くないことは最初から明らかだったし、チャレンジングになることも分かっていた。スピードが足りない。リアタイヤをかなり食い過ぎているから、今週末は単純に足りなかったってこと。ピットに入ったのもちょっと遅すぎた。燃料が軽くなるともっと問題を抱えるだろうと思っていたんだけど、結局そうはならなかったんだ。だから少なくとも1つ分のポジションに響いた。速さを改善してポイントを争えるようにするには、バルセロナで新しいパーツを投入する必要があるってことが証明されたと思う」

エステバン・グティエレス(18位)

「難しいレースになると予想していたし、実際そうなった。もっとスピードを見いださないと。オープニングラップではターン10にかけて接触があり、それを避けるのは至難の業だったと思う。それ以外は特に問題もなかったけど、もちろん、こういう形でレースを終えてもまったく足りない。改善が必要。戦略を分析しないといけないし、できればバルセロナにはいくつかアップデートを持ち込めるといいな」

モニーシャ・カルテンボーン(チーム代表)

「今回のレースに満足することはできません。このコースがうちのマシンにとって難しいことは分かっていましたが、それは言い訳にはなりません。この2レースで多くの情報を集められたことが重要だと思っています。それをマシン開発のベースとして使うつもりです。ニコ(ヒュルケンベルグ)は素晴らしいレースを走ってくれたので、今のわれわれの仕事は彼にもっと速いマシンを与えること。今回のレースはF1がいかにエキサイティングなものかを示すいい例だったと思っています」

トム・マッカラ(トラックエンジニアリング責任者)

「グリッド最後尾からのスタートだったエステバンにとっては難しくなることが明らかだった。残念ながら、オープニングラップ後にフロントウイングを交換しなければならなくなり、そこから巻き返すことは不可能になってしまった。ニコのレースは計画通りに進んだものの、ポイントを獲得するほどの速さはなかったので、データをじっくり見ながらバルセロナに向けて再編成し、しっかり準備を整えていかなければならない」

フォース・インディア

ポール・ディ・レスタ(4位)

「フライアウェイ戦を4位で締めくくることができてうれしいよ。今までで一番いいグランプリだったと思う。表彰台まであと少しだったけど、僕らの戦略は終盤に弱いことが分かっていた――特にグロージャンは新品のミディアムタイヤを2セット持っていたからね。スタートはうまくいき、最初のスティントでは僕らの強さと本来のスピードを見せることができた。最終的には4位が精一杯だったということ。いつかは表彰台に立てる。その時が近いことを願うけど、今日獲得したポイントは満足できるものだ。チーム全体に心から感謝したい。素晴らしい週末だったし、僕らはクルマの100%を出し切ったと思う」

エイドリアン・スーティル(13位)

「とても有望に見えたレースでパンクしてしまってガッカリだ。スタートはきれいに決まり、ターン4でマッサとレースしていた。僕がアウトサイドだった。十分なスペースを残していたけど彼はオフラインで、僕の右フロントタイヤにぶつかってきた。詳しいことは分からないけど、すぐにパンクしたのが分かった。ピットインで大きくタイムを失い、ポイント獲得のチャンスは消えてしまった。レースのペースは驚くぐらい良くて、とにかく少しでもリカバーしようと必死だった。でもパンクでのロスが大きすぎたよ。チームの成果には喜んでいる。ポールの4位によってポイントを稼げた。レースはまだたくさんあるんだから、集中して次は2台でポイントを取りたい」

ビジェイ・マルヤ(チーム代表兼マネジングディレクター)

「チームによる見事な仕事と、ポールの優れたドライビングによって、表彰台まであと一息というところまで迫った。3位は逃したものの、12ポイントを獲得してチャンピオンシップ5番手の座を守った。今後のレースには大いに期待が持てる。もちろん、エイドリアンのタイヤが1周目でパンクしなければ、もっと多くの成果を残せたはずだ。マッサとの接触は非常に高くついた。エイドリアンのレースペースはポールに匹敵しており、2台ともポイントが取れたはずだ。今はポジティブな面に目を向け、この4位を味わいたい。マシンのペースが証明され、上位で戦いトップチームに勝てることを再び証明できた」

ウィリアムズ

パストール・マルドナド(11位)

「僕らに起こっていた問題を踏まえれば、今日はマシンから100%の力を引き出したと思う。すべてをまとめてチームとしてうまく機能し、タイヤをきちんとマネジメントした。11位は僕らにできる最高の結果だったね。次のレースでは前進できるはずだから、すごく楽しみにしている。僕らは一丸となり、ポジティブでいなければならない。厳しい時だけど、まだレースはたくさんあるんだ」

バルテリ・ボッタス(14位)

「今日のレースではリアタイヤが本当に重要だった。最初の2つのスティントではたくさんのマシンとバトルしたから、タイヤのケアをしてペースを調整するのが難しかったんだ。後半2つのスティントでは前が開けて状況が良くなったし、先行するマシンに追いつくことができた。これからのレースにアップデートを持ち込めるよう、作業を続けていかなくちゃ」

マイク・コフラン(テクニカルディレクター)

「金曜日のわれわれのペースを振り返るに、予選よりも良いレースパフォーマンスを期待しており、今日はその通りになった。両マシン共に3ストップの予定で、われわれの戦略は狙い通りに働いている。ポイントまであとわずかで、前を行くマシンの数台が問題を抱えていたが、われわれはチェッカーフラッグまでプッシュし続けていた。終盤には2台が再び戦っていたかもしれないが、バルテリはピットストップで起こった問題によってタイムをいくらかロスしていた。次からのレースに向けてマシンパフォーマンスの改善を続けなくてはならない」

トロ・ロッソ

ジャン-エリック・ベルヌ(リタイア)

「ターン4のアウトサイドからボッタスをパスしたら、押されてしまったんだ。スペースはたっぷり開けておいたのに、彼は僕に当たってきた。ヴァン・デル・ガルデは場所もタイミングも不運で、大きな衝撃があった。クルマへのダメージはひどく、タイヤはパンク、フロアにも大きな穴が開いていた。ピットインした後もクルマの様子を確かめながら走り続けようとしたけど、空力を大幅に失っていて結局1ラップダウンになってしまった。クルマへのダメージによってオーバーヒートが危険なレベルに達していたから、チームからリタイアするよう言われた。ここまでの序盤戦は僕にとってあまり良くなかった。ヨーロッパラウンドが新しいスタートになることを心から願うよ」

ダニエル・リカルド(16位)

「スタートはまずまず。周囲の数人より良くて、グロージャンの前に出た。でもある地点でホイールをロックさせてしまい、1つか2つポジションを失った。レース中ずっとスピードが足りずに苦しんだ。最初のスティントではタイヤのウオームアップが問題で、ブレーキング時に大きくタイムをロスしていた。ピットストップでバランスを変えてみたけど、最後までリカバーできなかったよ。何が悪かったのか調べなければいけない。クルマにはダウンフォースが足りなかった」

フランツ・トスト(チーム代表)

「ダニエルのレースペースはミステリーだ。予想外のパフォーマンス不足だった。ダニエルはできることをすべてしてくれたし、ピットストップでの変更も試したが、効果はなかった。できるだけ早くマシンを調査したい。何か大きなトラブルがあったはずだ。それが今日のパフォーマンス不足の明らかな原因だ。ジャン-エリックの方はウィリアムズによってケータハムの軌道に押し出された。マシンはまだ走れると判断し、一度は彼をコースに送り出した。だがしばらくしてフロアや他のコンポーネントにダメージがあることが分かり、許容できないほどのオーバーヒートを引き起こしていた。それ以上ダメージを重ねることは無意味だったので、彼をピットに呼び戻してリタイアさせた」

ケータハム

シャルル・ピック(17位)

「僕らの今季ベストレースで、チーム全体が喜ぶべきだね。ミディアムでスタートしてからすぐにマルシャの2台をパスしたんだけど、タイヤは最初のスティントの間とてもよく保ってくれた。そのおかげで、最初のピットストップを11周目にすることができた。そのときまでマシンの感触は良く、バランスも取れていて何のトラブルもなく後ろのクルマを引き離していた。第2スティントもハードタイヤにして、このときもデグラデーションレベルは問題なかったよ。グティエレスをオーバーテイクして、レースの3分の2の時点でスーティルにパスされるまで快調に16番手を走っていた。燃料レベルが下がるにつれてデグラデーションが少し強くなったけど、問題になるほどじゃない。すぐ前にいるリカルドについていき、グティエレスを後ろにとどめていた。3回目のピットストップの後はコースにとどまっていようと決めたので、ハードタイヤですごく長いスティントを走った。21周を走行して、17位という結果を持ち帰ったんだ。トロ・ロッソから近い位置でフィニッシュし、ザウバーを抑えられたのはかなり満足。スタート後にもうちょっとポジションを上げていれば、リカルドも料理できたかもしれない。でも、このパフォーマンスを一つの前進として、次戦スペインで何が起こるかに期待している」

ギド・ヴァン・デル・ガルデ(21位)

「スタートは良くなかったけど何台かのマシンがターン4に入るときに16番手くらいに上がり、ベルヌがスピンしてコースを外れるのを見た。彼を避けようとしたけどできずに接触し、フロントウイングが壊れてしまった。基本的には僕のレースはオープニングラップで終わったようなものさ。予定外のピットストップであれだけの時間を失ったから、とにかく懸命にプッシュしたけどそこからは本当に何もできず、4回目のピットストップ後に右フロントにディラミネーション(剥離)が起きてレースする相手なんて誰一人いなかった。そうなればあとはただマシンを確実に持ち帰るだけ。この機会を自分の成長過程の一つのステップとして捉えた。今日はそんな感じだったけど、チームにとってはいい週末だった。チームメイトのマシンに盛り込まれた開発はよく機能していて、スペインではもう一段階前に進む。スペインではシャルルと同じパッケージで走る予定だし、GP2やワールド・シリーズ、そしてF1でよく知っているサーキットが舞台になるから、そこからは僕のシーズンが違ってくるはず。それに、これからのアップデートを考えればポジティブになれるね。最初の4戦は僕が思ったとおりとてもタフだったけど常に学んできたし、チーム全体が僕を支えてくれる。フィジカルとメンタルの両面ですごくいい状態だと感じているから、バルセロナでまたスタートするのが待ちきれない」

マルシャ

ジュール・ビアンキ(19位)

「正直、僕たちにとっては本当に難しいレースでタフな週末だった。レースになれば状況が良くなるかもしれないと思っていたけど、タイヤにかなり苦戦している。第4スティントのプランはそのまま最後まで走り切ることだったけど、もう一度ピットに入らなきゃいけなくなった。そこからはとにかくゴールすることだけを目指しながら、周辺のマシンを見つつポジションを守ることに努めた。ここではこれ以上話すことはあまりない。僕たちのレースペースではなかったし、今の僕たちは次のアップグレードを成就させる段階。もちろん、バルセロナまでに間に合わさなきゃいけない。週末を通してスピリットを持ち続け、ピットストップで大忙しだったピットクルーには感謝している」

マックス・チルトン(20位)

「僕たちにとっては難しい週末だったけど、今日のレースではいくつか励みになる兆候もあった。スタートは本当にうまくいったし、それについては大満足。そのおかげでしばらくはケータハムの2台を追い抜くことができたしね。でもタイヤに苦戦しちゃって、どのスティントも目標に届くほど長く走れなかった。マシンのペースを発揮できたことには満足しているし、自分たちが望むようなところで戦えているわけではないけれど、少なくともチームメイトとはいいバトルができたと思っている」

ジョン・ブース(チーム代表)

「残念ながらレースまでも難しい週末が続いてしまった。今日のパフォーマンスは、このサーキットにうちのマシンの長所が生きなかった事実を反映していると思う。それと同時に、周辺のマシンがそれぞれの進歩を遂げていたことも痛い。今日はタイヤのデグラデーションが高く、ピットも慌ただしいレースだった。結局のところ、今日はマシンの力を最大に引き出せたと思っている。ただ、シーズンを通して勢いを継続するという目標を達成するには、バルセロナに向けて前進を遂げなければならない。これからイギリスに戻り、ファクトリーで忙しい数週間を過ごす。この2レースで学んだことを分析しながら、ヨーロッパラウンドの開始に合わせてアップグレードの準備に励むつもりだ。この作業の結果が次のレースでマシンをはるかに改善すると確信している。また自分たちが望む場所で競争ができるようになるはずだ」

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