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  • シュタイアーマルクGP - 金曜フリー走行1回目

ソフトを試したペレスがトップ、2番手にフェルスタッペン

Jim
2020年7月10日
© LEONHARD FOEGER / POOL / AFP
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シーズン初戦に続き、オーストリアのレッドブル・リンクで10日(金)に幕を開けた2020年FIA F1世界選手権第2戦シュタイアーマルクGP初日、初回セッションとして実施された金曜フリー走行1回目はレーシング・ポイントのセルジオ・ペレスが最速タイムを刻んだ。

ピレリがシュピールベルクに用意しているタイヤはC2からC4のドライタイヤ。通常のシーズンは各チームがグランプリに先だってドライバーごとのタイヤ配分を選択するが、2020年は全ドライバーが同じ本数のコンパウンドを割り当てられている。

快晴の下、気温25.6度、路面温度42.1度、湿度46.8%のドライコンディションでスタートしたセッションはルノーのエステバン・オコンが真っ先に始動、相棒のダニエル・リカルドやフェラーリのセバスチャン・ベッテルらが続いてインストレーションラップを完了していった。

アントニオ・ジョビナッツィに代わって最初のフリー走行に参加したアルファロメオ・レーシングのロバート・クビサ、ジョージ・ラッセルの愛車ウィリアムズを借りたジャック・エイトキンもシステムチェックを終えてプログラムに着手している。

遅れてコースに向かったメルセデスのルイス・ハミルトンが1回目のタイム計測を終えた直後、ウィリアムズのルーキードライバー、ニコラス・ラティフィがコース脇にマシンを止めてしまう。無線では「エンジンがダメになったっぽい」と報告しており、身動きが取れなくなって停車したようだ。一時黄旗が振られた後、バーチャルセーフティカーが掲示されたものの、開始から30分が経過したタイミングで赤旗に切り替わった。

この時点でタイムシートトップに立っていたのはレッドブルのマックス・フェルスタッペン。ミディアムタイヤを履いて1分05秒856をマークしており、0.463秒差の2番手には僚友アレックス・アルボンが続いていた。マクラーレンコンビとフェラーリのシャルル・ルクレールがトップ5に並び、プログラムを始めたばかりのメルセデス勢はバルテリ・ボッタスが6番手、ハミルトンは9番手の位置だ。

4分ほどで赤旗が解除され、ピットレーン出口の信号が再び青に変わるとドライバーたちが相次いでコースインし、中断していた走行プランに取り掛かった。ただ、ハースF1のケビン・マグヌッセンは赤旗が振られるまでに3周を走りながらもタイムを記録できておらず、セッション再開後もしばらくガレージから出られていない。チームによればバッテリー関連のトラブルに見舞われたとのことで、メカニックたちが大急ぎで対応にあたっていた。

セッション後半に入ってハードタイヤからミディアムタイヤに履き替えたメルセデス勢が1分05秒台前半を刻んで1-2態勢を築くも、ソフトタイヤを試したペレスが1分04秒台に入れてトップの座を奪う。レーシング・ポイントは開幕戦から好パフォーマンスを発揮しており、フェラーリがスロースタートを強いられる中で3番手チームのポジションを奪取しようとさらなる改善に努めている。チームメイトのランス・ストロールはペレスに0.5秒遅れながらメルセデス勢に次ぐ5番手につけた。

メルセデスがミディアムタイヤのプログラムに集中する中、初回セッションから柔らかいコンパウンドを投入したレッドブルはフェルスタッペンが自己ベストを更新したものの、ペレスのタイムには0.096秒届かず2番手。フェルスタッペンがインストレーションラップをハードで走り、ミディアムに切り替えてからソフトを試した一方で、アルボンは終始ミディアムタイヤで走り続け、2セット目に交換した直後にペースアップを成功させたが、フェルスタッペンとは0.5秒以上の差があり、ポジションは6番手だ。

トップはペレスのまま、フェルスタッペンが2番手、3番手にボッタスが入って90分のセッションが終了。結局、マグヌッセンはコースに出られず、タイムを刻めなかっただけでなく、貴重な走行時間を大きく失ってしまった。

アルファ・タウリのピエール・ガスリーは8番手、ダニール・クビアトは11番手のタイムを残している。

シュタイアーマルクGP金曜フリー走行2回目は日本時間22時にスタートすることになっている。

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