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フェルスタッペン、激戦NGなら「F1にいる意味って何?」

Jim
2019年7月1日 « ペレス、全力を尽くすもポイントに届かず | ミックがドイツGPで父のF2004をドライブ »
© Charles Coates/Getty Images
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オーストリアGP決勝レースで暫定結果ながら優勝を遂げたレッドブルのマックス・フェルスタッペンはシャルル・ルクレールからリードを奪った一件でスチュワードの呼び出しを受けるも、自らの見解に疑いの余地を持っていない。

フェルスタッペンは残り3周のターン3でルクレールをオーバーテイクして先頭に躍り出たが、その際、2台のタイヤがぶつかるインシデントが発生。ルクレールはこれによりコース外に押し出される格好となり、無線で「なんだあれ!」と憤慨していた。

フェルスタッペンがトップでチェッカーフラッグを受けた頃、この一件がスチュワードの審議対象になったことが発表されている。2人は現地時間18時(日本時間25時)にスチュワードと面会する予定だ。

レース終了直後、フェルスタッペンは「ハードレーシングだよ。そうじゃなきゃ、家にいるべきでしょ。レースでこういうことが認められないっていうんなら、F1にいる意味って何?」と主張している。

一方、ルクレールは先行を許した直前のラップでフェルスタッペンがオーバーテイクに失敗したケースを例にし、自身がラインを超えて飛び出すに至った理由をこう話した。

「僕はアウトサイドにいた。その前のラップと同じようにね。1周前のときはまったく問題なかったし、コーナーの出口で彼はマシン1台分のスペースを残してくれていたのに、あのラップではそれをしてくれなかったから、僕らは接触して、僕がワイドにふくらむしかなかった。だから、もちろん、僕には抜き返すチャンスがまったくなかったからそれは残念だ」

フェラーリを率いるマッティア・ビノットはカナダGPで物議を醸した5秒ペナルティによりセバスチャン・ベッテルが勝利を取りこぼしたことを踏まえつつ、今回のケースでもルールが尊重されるべきだとの考えを強調した。

「まず、フェルスタッペンが素晴らしいレースを戦ったのは間違いないし、ルクレールも最高のレースだった。コース上では見事なバトルだったとはいえ、今はレギュレーションもルールも明白になっているので、カナダのことがあった後だけに、アプローチは変えるべきではなく、私は特に何の問題でもないと思っている」

「レギュレーションが接触を引き起こすこともあるし、マシンのコースオフを強いることもある。私はどちらの状況もあると思っている。この一件は審議中であり、われわれは結果に自信を持っている。表彰台に関しては残念に思うところもあるが、われわれはスチュワードの仕事を信頼している」

それでも、ビノットはF1のルールブックによって今回のようなバトルでハードな競争が認められていないことを残念がっている。

「彼らにレースをさせるべきだ。今後に向けて変更すべきところだと思う。われわれ全員がそれに同意していることは喜ばしいことだが、現行のレギュレーションのこととなれば、こういったアクションは認められていない。ひとまずスチュワードの裁定を待つ」

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