オーストリアGP

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「今日は自分が勝利を棒に振った」

Jim
2018年7月3日
© Mark Thompson/Getty Images
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快勝を期待されたメルセデスが全滅し、レッドブルが予選戦略で小競り合いを繰り広げたところから24時間後にはホームレース優勝を祝うに至ったオーストリアGPより特選の無線メッセージを紹介する。

「ちょっとマジでどうなってんの! あの人いつもこうじゃん。今週末でこれが3回目だよ」

予選Q1のラップ中、最終コーナーでフォース・インディアのセルジオ・ペレスに頭をおさえられて冷静さを失ったトロ・ロッソのピエール・ガスリー。

「先週末は僕が前だったんだ。今回は彼が前、でしょ」
「マックス、オーバーテイクするんだ」
「ヤダね。そういう約束じゃん!」

レッドブルからチームメイトのダニエル・リカルドの前に出て相棒に"トウ"を与えるよう要請されるも断固拒否したマックス・フェルスタッペン。最終的にチームはフェルスタッペンの行動を擁護している。

「戦略かなにかを考えた方がいいかもしれない。ここで71周なんてできない」

レース序盤、マクラーレンに後方集団からの脱出を手助けするよう求めつつも、ほぼタオルを投げかけていたフェルナンド・アロンソ。その後、見事なドライブで8位入賞を果たす。

© Srdjan SUKI / POOL / AFP
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「さいっあく(最悪)!」

ハイドロリックトラブルに見舞われてスローダウンを喫し、自らの不運を信じられない様子のバルテリ・ボッタス。

「なんでだよ、みんな・・・前の人たちをパスできそうにないんだけど。優勝を取りこぼしちゃったんじゃないの」

ボッタスのリタイアがきっかけで、追い打ちをかけるように戦略の判断ミスを犯したメルセデス。レース中盤まで先頭を走っていたルイス・ハミルトンはリーダーの座を失い、メルセデスのピットウオールで何が起きているのか困惑した様子を見せた。

「ルイス、ジェームスだ。今日は自分が勝利を棒に振った。ただ、巻き返すチャンスはある・・・。君が頼りだ。申し訳ない」

今回のミスの責任をすべて背負ったのがチーフストラテジストのジェームス・ボウル。ハミルトンに謝罪しつつも、頭と気持ちを切り替えるようにうながしている。

「最後まで流そうとしている人が多い。みんなが心配しているんだ」
「そうなんだ。僕は大丈夫だから心配しないで」

キャリア通算4勝目に向けてレース終盤も冷静さに落ち着いた様子のフェルスタッペン。

「やったぜ! やった! ははは! あー、最高にいい気分だぜ!」

その後、チェッカーフラッグを受けて感情を爆発させたフェルスタッペンだった。

「ねえ、リアタイヤを見てみて。すごいでしょ! なんてこった! マジかよ。今までみたことないくらいのブリスターでしょ」

ハースF1のロマン・グロージャンはチームの最高成績となる4位でゴールするも、ひどいブリスターを抱えたタイヤで最後まで走りきれたことが信じられない様子。

「みんなよくがんばった。みんなにふさわしい結果だよ。オーストラリアの罪滅ぼしだ。ようやく復活だね!」

グロージャンのチームメイトであるケビン・マグヌッセンはチームのベストリザルトを称えた。

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