オーストリアGP

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ベッテル&ハミルトンを抑えてボッタスがポール!

Jim
2017年7月8日
© Andy Hone/LAT/Sutton Images
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8日(土)、シュピールベルクのレッドブル・リンクにて2017年FIA F1世界選手権第9戦オーストリアGP予選が行われ、メルセデスのバルテリ・ボッタスがポールポジションを獲得した。

今週末、ピレリはソフト、スーパーソフト、ウルトラソフトのドライタイヤを持ち込んでおり、各陣営は週末に認められた全13セットのうち10セットを自由に選択してグランプリに臨んでいるが、予選Q3ではピレリが指定した予選用タイヤ、ウルトラソフトを使用しなければならない。

予選直前に実施された土曜フリー走行ではフェラーリのセバスチャン・ベッテルがトップタイムをマークし、メルセデスのルイス・ハミルトンが2番手に続いたものの、ハミルトンはブレーキに問題を抱えて作業に影響を受けている。また、最後のフリー走行を前に予定外のギアボックス交換を決断したため、予選結果から5グリッド降格するペナルティを受ける。

太陽の日差しが強くまぶしいレッドブル・リンクの予選スタート時のコンディションは気温29度、路面温度45度、湿度28%だった。ピットレーンの信号が青に変わり、Q1が始まるとザウバーのパスカル・ウェーレインが先陣を切ってコースに入り、さらに続々とドライバーたちがガレージを離れてく。ほとんどのドライバーがウルトラソフトタイヤを選ぶ中、フェラーリの2台はスーパーソフトを装着してアタックラップを開始した。

ブレーキトラブルを抱えたハミルトンも無事に始動し、セッションスタートから5分ほどで全車がガレージを出発している。序盤のアタックが完了する頃、ハースF1のケビン・マグヌッセンが縁石に乗り上げた際に右フロントサスペンションを傷めてしまい、低速走行で何とかピットに帰還を果たした。

Q1序盤のアタックを終えた時点でトップに立ったのはウルトラソフトを履いたハミルトン。1分05秒064をマークし、0.521秒差の2番手にはひとつ硬いコンパウンドでQ1に臨んだベッテル、次いで同じくスーパーソフトを選んだボッタスが3番手に並んだ。

スーパーソフトで11番手にとどまったフェラーリのキミ・ライコネンはウルトラソフトに履き替えて再度アタックに向かい、ライコネンのタイムを0.007秒上回って10番手につけていたマクラーレンのフェルナンド・アロンソもタイム更新を目指して合流した。上位勢は例によってライバルたちのアタックをガレージから見守る道を選んでいる。

最終的にQ1でノックアウトされたのは16番手から順にジョリオン・パーマー(ルノー)、フェリペ・マッサ、ランス・ストロール(共にウィリアムズ)、マーカス・エリクソンとウェーレインのザウバー勢だった。

15分間で争われるQ2はスーパーソフトを装着したハミルトンが真っ先にコースインし、相棒のボッタスが続く。Q1でスーパーソフトを使ったボッタスが選んだタイヤはウルトラソフトだ。ベッテル、ライコネン、グロージャンが合流する中、ハミルトンが1分04秒台に入れ、さらにボッタスがチームメイトを上回る1分04秒640をたたき出した。ライコネンが1分05秒フラットにとどまる一方でレッドブルのフェルスタッペンが1分04秒台にのせて4番手に飛び込んでいる。

トップ3のドライバーも加わったQ2のラストアタックではボッタスが最速タイムを塗り替えて1分04秒316をたたき出し、ベッテルが2番手に上がってハミルトンが3番手となった。

100分の数秒がモノを言う激しい中団グループのバトルはオーストリアでも熾烈(しれつ)を極め、1分05秒半ばのタイムを刻みながらもルノーのニコ・ヒュルケンベルグやマクラーレンのフェルナンド・アロンソとストフェル・バンドールン、トロ・ロッソのダニール・クビアトがノックアウトされている。マグヌッセンはコースに出られず、15番手に終わった。

事実上、ハミルトンがポール争いにからまない格好となったQ3はレッドブルが先陣を切り、メルセデスが合流した後、フェラーリも2台をコースへと送り出す。2分ほどで10台すべてが出揃い、順次、アタックラップに挑んでいる。

最初のアタックラップ終了時点でトップに立っていたのは1分04秒251をたたき出したボッタス。0.042秒差でベッテルが2番手に続き、ハミルトンが3番手に控える。ライコネンとリカルドも1分04秒台に入れているが、トップからは0.5秒以上離された。

最初のアタックでミスを犯したフェルスタッペンが新品のウルトラソフトタイヤを履いてコースに入り、自己ベストタイムを更新したものの、ポジションは変わらず6番手だ。フェルスタッペンはもう一度ピットに戻って新たなタイヤセットを投入している。

ラスト2分の勝負どころ、各ドライバーが集中力を高める中でハースF1のロマン・グロージャンがトラブルによりコース上に停車してしまい、黄旗が振られた結果、どのドライバーもタイム更新を達成できず。ベッテルはアタックラップでミスを犯し、フェルスタッペンも縁石にマシンをはずませてグラベルに乗り上げてしまっている。

結果、ポールポジションを獲得したのは1分04秒251をたたき出したボッタス。0.042秒差でベッテルがフロントローに食い込み、ハミルトンが3番手に入ったものの、スタート位置は8番手に後退する予定だ。

4番手以下、ライコネン、リカルド、フェルスタッペン、グロージャン、セルジオ・ペレス、エステバン・オコン(共にフォース・インディア)、トロ・ロッソのカルロス・サインツが10番手につけた。

オーストリアGP決勝レースは9日(日)日本時間21時にスタートすることになっている。

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