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ロズベルグにペナルティも結果は変わらず

M.S.
2016年7月4日 « チームオーダーもやむを得なしとメルセデス | メルセデスの接触で勝てると思ったフェルスタッペン »
© Genev/Sutton Images
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オーストリアGP決勝でチームメイトのルイス・ハミルトンとクラッシュしたニコ・ロズベルグ(メルセデス)に10秒のタイムペナルティが科された上、そのスーパーライセンスに対してペナルティポイントが2点加算された。

このペナルティによってロズベルグの順位に変動はないが、スチュワードは2人の接触について"レースする余地"を与えなかったロズベルグに非があると判断したことになる。また、ロズベルグはファイナルラップでマシンにダメージを負ったままフィニッシュまでレースを続けたことに対し、戒告を受けている。

メルセデスの同士打ちについて、スチュワードは次のように記した。

「両ドライバーからの広範囲におよぶ証拠ならびにビデオ、テレメトリーデータに注目した結果、カーナンバー44(HAM/ハミルトン)がカーナンバー6(ROS/ロズベルグ)の前にいたこと、すなわち、完全に並行している以上の状態であったことが明らかであり、この接触の結果がなければカーナンバー44のドライバーは当該コーナー(ターン2)のコース上ではっきりと方向転換できたはずである。カーナンバー6はカーナンバー44に"レースする余地"を与えておらず、それ故にカーナンバー6に接触の責任があった」

また、ダメージを負ったフロントウイングに関連して、スチュワードはこうつけ加えている。

「F1スポーティングレギュレーション22条11項はメカニカル面に深刻な困難を抱えたドライバーは安全に離れられる最も早い段階でコースを離脱することを義務付けている。われわれは情状酌量すべき事情、およびカーナンバー6のドライバーが大幅に減速し、他のドライバーやマシンに対するリスクを軽減しようとしていたことに配慮するものである」

今回の決定を経てもロズベルグは4位を維持し(5位ダニエル・リカルド/レッドブルとは14秒差)、ドライバーズチャンピオンシップにおけるハミルトンとのギャップも11点で変わらない。ロズベルグがこの12カ月でペナルティポイントを与えられるのは初めてのこと。同ポイントは12カ月有効で、累積が12点に達した時点で当該ドライバーのスーパーライセンスが次戦まで停止される。さらに、ロズベルグは今季初回となる戒告処分も科された。

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