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オーストリアGPのチケット売り上げが苦戦

M.S.
2015年5月19日 « 規則変更の行く手にはまだハードル | F1最悪の要素はCVCだとベテラン記者 »
昨年は成功裏に終わったオーストリアGP © Getty Images
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レッドブルは来月に迫るオーストリアGPのチケット売り上げに苦戦していると、同チームのヘルムート・マルコ博士が明かした。

昨年のカレンダーに復帰して活況を呈したレッドブル・リンクでのレースは、成功だと広く称賛されてきた。

しかし、今年のレッドブルは現行ルールへの不満を大声で訴えており、マルコ博士は「ウイーンのイベントのように、われわれが数々の(プロモーション)イベントで尽力しているにもかかわらず、昨年に比べてかなり遅れをとっている」と明かしている。

「このことはすべての(レース)オーガナイザーが現時点で抱えている問題を示している」とラウダは『APA通信』に続けた。

F1の意思決定集団であるストラテジー・グループが先週に会合を開き、ショー改善のためにいくつかの変更を行う方針が決まったが、まだ7月に開かれる世界モータースポーツ評議会の承認待ちの状態だ。

なぜオーガナイザーらがチケット売り上げに手を焼くのか尋ねられたマルコ博士は「サウンド不足があるが、それだけではない」と答えている。

「マシンはあまりにもプレイステーションのゲームのようになってしまった。マシンから降りてきたドライバーたちは頬を赤くしてさえいない。ドライブが容易すぎるのだ」

「したがって、最高のドライバーとそれほどでもないドライバーたちの差は減ってしまった。観客もそれを知っている。そして、われわれのマシンを赤く塗ってしまえば、フェラーリとの違いを言える者はほとんどいないだろう。われわれにはもっと自由が必要だ」

ストラテジー・グループがいくつかの変更に向けてプッシュしていると言えど、燃料使用量および流量を含め、基本的なターボV6構造はこのまま維持されることが明らかになっている。

だが、マルコ博士は「この"パワーユニット"への変更が始まったとき、負のらせんも始まった」と論じ、次のようにつけ加えた。

「これらのパワーユニットはF1に合っていない。しかし、それらはとても難しく複雑なので、ロードカーに使用するのも不可能だろう」

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