- サーキットタイプ Race
- コース全長 4.326kms
- コーナー数 7
- 周回方向 時計回り
- 現在未使用 1987 (A1 1995)
- 設立年 1969

レース | 開催日 | 優勝 | ||
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初開催 | オーストリアGP | 1970年8月16日 | ジャッキー・イクス (BEL) | レース結果 |
ラストレース | オーストリアGP | 2018年7月1日 | マックス・フェルスタッペン (NED) | レース結果 |
グランプリ開催数 | 30 |
オーストリアの丘に建設されたエステルライヒリンクはF1でも最もエキサイティングなサーキットの一つとして歴史に名を刻んだ。ドラマティックな標高差と超高速コーナーを備えた真のドライバーズサーキットであり、ランオフエリアやピットストレートの狭さがコースを並外れて危険なものにしている。中でも危険なのは180度回転するボッシュカーブで、その周囲に不吉に迫るバリアはどんな小さなミスにも手痛い罰を与えてきた。安全性の懸念から1987年のレースを最後にF1はいったんオーストリアから撤退。しかし、死亡事故に至ったのは1975年のフリー走行中に起こったマーク・ダナヒューのクラッシュのみだった。1995年に同地へF1が戻ってきたが、A1リンクと呼称を変えたサーキットはヘルマン・ティルケの設計によって徹底的に改修され、以前のような厳しさは失われている。
2003年オーストリアGPが終わるとまたF1の足は遠退き、サーキットの所有権がレッドブルに移った2004年にピットの建造物とグランドスタンドが解体された。サーキットは6,000万ポンド近くに上る費用をもって刷新され、2011年に再オープン。レッドブルはF1開催に準備は整ったと宣言しており、2013年のカレンダーに組み込む案こそ実現しなかったものの、2014年からはレッドブル・リンクと名を改めた同地でオーストリアGPが開催されている。
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