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バトンがトップ、2番手にハミルトン

M.S.
2011年3月25日
初日のトップタイムを刻んだバトン © Sutton Images
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新しいタイヤサプライヤー、可変ウイング、KERS(運動エネルギー回生システム)などの新要素と共に2011年FIA F1世界選手権の火蓋が切られ、メルボルンのアルバート・パーク・サーキットにてオーストラリアGP金曜フリー走行2回目が実施された。

午前に行われたセッションでは2010年のチャンピオンチーム、レッドブルが1-2を決め、地元での開幕戦に意欲を燃やすマーク・ウェバーがチームメイトのセバスチャン・ベッテルをわずかに上回りトップタイムを記録している。

レッドブル勢の後ろにはフェラーリのフェルナンド・アロンソとメルセデスGPのニコ・ロズベルグが続き、5番手には昨年で通算出走記録300戦以上を数えたウィリアムズのルーベンス・バリチェロが入った。マシンの仕上がりに不安を隠さないマクラーレンのジェンソン・バトンとルイス・ハミルトンは6番手と7番手に並んでいる。

セッション開始時の気温は16度、路面温度は20度。曇り空の下、まずはザウバーのセルジオ・ペレスがコースへと向かい、午前のセッションでテストドライバーのダニエル・リチャードにマシンを譲っていたトロ・ロッソのハイメ・アルグエルスアリが続いた。

そのままタイム計測に入る2人にその他のドライバーも続々と合流する。いち早く1分27秒台に乗せたのはメルセデスGPのミハエル・シューマッハだったが、ハミルトン、バトン、フェリペ・マッサ(フェラーリ)がトップタイムを更新。

開始から15分で20台がタイムを残し、序盤のトップ5はハミルトン、ニコ・ロズベルグ(メルセデスGP)、バトン、マッサ、シューマッハとなった。

他陣営がいったん引き上げて余裕の生まれたコース上ではロータスのヤルノ・トゥルーリもタイムを計測。これでノータイムの状態なのはインストレーションラップのみでピットに戻ったチームメイトのヘイキ・コバライネンと、1回目のフリー走行では最後までコースに出ることのなかったHRTの2台のみだ。

日の丸と日本列島があしらわれたヘルメットを使用しているトゥルーリをはじめ、多くのチームとドライバーが震災に見舞われた日本への支援を表している。

90分で行われるセッションの最初の30分が過ぎた頃、コースの一部で雨粒が落ち始めた。しかし、コンディションが大きく変わることはなく、バトンが僚友のマークしたベストタイムを塗り替えると、ソフト側のタイヤに履き替えたシューマッハがそれを凌ぐペースでタイムシートの頂上に躍り出た。

セッションが後半に入ったところでコバライネンも再びコースへ。一方のHRT勢はまだドライバーたちを送り出す準備が整っていない様子。

上位陣でもソフトタイヤに切り替えるマシンが増え、ハミルトンがこの日初の1分25秒台を刻む。続いてバトンも自己ベストを更新し、30分を残してバトン、ハミルトン、ウェバー、シューマッハ、ベッテルというオーダーに入れ替わった。

その後はアロンソがマクラーレンコンビに次ぐ3番手にポジションアップ。天候は依然として大崩することはないものの軽い雨が振り続け、ラスト10分を切ったところでレースコントロールがウエット路面を宣言、可変リアウイングの利用も禁止される。

そんな中、ビタントニオ・リウッツィが駆るHRTの新車F111が残り時間わずか3分ほどのところでコースデビューを果たし、1周のインストレーションラップを終えてガレージへと戻っていった。

終盤には目立ったタイム更新はなく、1分25秒854をマークしたバトンがこのセッションのトップに立っている。ハミルトンが2番手につけ、以下アロンソ、ベッテル、ウェバー、シューマッハ、マッサ、ルーキーのセルジオ・ペレス(ザウバー)、バリチェロ、ロズベルグがトップ10に名を連ねた。

ザウバーの小林可夢偉は15番手で初日を締めくくっている。結局、HRTのリウッツィとナレイン・カーティケヤンが初日にタイムを残すことはなかった。

オーストラリアGP土曜フリー走行は26日(土)日本時間12時からスタート予定。お楽しみに!

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