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ハースF1にさらに2人の検査対象者

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2020年3月12日 « 3人のF1関係者が新型コロナウイルスの検査 | 開催の判断にショックを受けたハミルトン »
© Charles Coates/Getty Images
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12日(木)朝になって新たにハースF1の従業員2人が新型コロナウイルスの可能性がある症状を訴えたため、F1パドックで検査を受けたメンバーは5人となった。

11日(水)に検査を受けたハースF1の2人とマクラーレン1人の結果は12日午後にも判明すると考えられており、それによって今週末の開幕戦オーストラリアGPが実施されるかどうかが決まりそうだ。

ハースF1の検査対象者が増えたというこのニュースが伝えられる前、ビクトリア州のチーフ・ヘルス・オフィサー(最高健康責任者/CHO)ブレット・サットン氏は、メルボルンのラジオ局『3AW』に対し、F1コミュニティーから陽性反応が出た場合にはレースを中止させると述べた。

「この3人のクルーメンバーが陽性と判明した場合、彼らの濃厚接触者への影響を考慮せねばならず、クルー内に複数の濃厚接触者がいれば、彼らを隔離しなければならない」と彼は述べた。「それは事実上レースの停止を意味する。そうなった場合にはわれわれがその判断を下す」

「全ては検査結果次第だ。全員が陰性で、症状の出ているその他全員も陰性と分かり、他のクルーとの接触もなければ、続行可能だろう。しかし、陽性のクルーがいて、複数との接触があった場合はその接触者全員を隔離しなければならない。そうなると、チームたちにオペレーション続行が可能な人数のスタッフが残るかどうかの問題となる」

ハースF1は1人のエンジニアと3人のメカニックが検査を受けたことを認めたが、彼らが隔離されたままでもオペレーションは可能だと述べた。

チーム代表のギュンサー・シュタイナーは結果が陰性であることを願いたいと述べつつ、もしそうではなかった場合についての緊急対応策は知らされていないと述べた。

「結果は午後にも判明するはずだ」とシュタイナーは述べた。「それまでは何も分からない。推測はしたくないし、私は医師ではない。陰性であってほしいし、このまま続行できることを願っている」

結果が陽性だった場合について尋ねると、シュタイナーは付け加えた。「その時が来たら、橋を渡ろう。今はただ結果を待つだけだ。私は陰性であることを願っている」

「代替プランというのは難しい。時間的にも審査的にも、(代わりの人間が)ここへ来ることはできないだろうからね。どうにかするしかない。レースでは何かしら解決策が見つかるものだ。だが、まずは解決策を見つける前に問題を知りたい」

F1からの最新情報は、"状況に対し科学的アプローチ"を取っており、"公式保健当局の日々の助言や各プロモーターの助言、対策にのっとって行動している"というもので、FIAは状況を監視するための危機管理室を立ち上げている。

ウィリアムズ副代表のクリア・ウィリアムズは、レースを中止する場合の判断はF1からではなく、地方と連邦政府によってなされるだろうとの考えを述べた。

「彼らが対処しているのだと思います。関連当局と密接に連携して状況を管理し、最終的にはここ――私はこうした問題の専門家ではありませんが、最終判断を下すのはオーストラリア政府だと考えています。その判断によって私たちはここに来て、レースをしているのです」と彼女は述べた。「私が知る限り、F1の中で新型コロナウイルスは発生していませんが、文字通り事態は刻々と変わっています」

「F1その他、全ての責任あるビジネスと同様に、私たちウィリアムズも慎重に状況を監視しています。ウィリアムズには2カ月ほど前に発足した運営委員会があり、責任ある行動を取り、ここで働く全員を保護して、世界保健機関(WHO)のガイダンスに基づいて動けるようにしています。この段階で私たちにできることはそれが全てです」

チームたちはそれぞれにテレビ向けのメディアセッションを中止したり、取材時にドライバーの周り半径2mを立ち入り禁止にしたりと予防策を講じている。ドライバーたちのサイン会は中止が決まっていて、サーキット到着時にはファンとの交流を避けるようアドバイスされている。

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