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ハミルトンが圧巻の開幕戦ポール!

Jim
2017年3月25日
© Mark Sutton/Sutton Images
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メルボルンのアルバートパーク・サーキットで25日(土)、2017年FIA F1世界選手権開幕戦オーストラリアGP予選が実施され、メルセデスのルイス・ハミルトンがポールポジションを獲得した。

ウィリアムズの新人ドライバー、ランス・ストロールのクラッシュによって赤旗中断のままセッションが終了した土曜フリー走行ではフェラーリのセバスチャン・ベッテルがコースレコードとなる1分23秒380を刻み、メルセデス勢が背中を追う格好だった。ストロールはこのアクシデントでギアボックス交換を強いられ、5グリッド降格処分を受ける。F1では同一のギアボックスを6戦続けて使用しなければならず、これに違反した場合はグリッド降格ペナルティが科せられることになっている。

なお、ザウバーはレースドライバーのパスカル・ウェーレインが冬季中に負った背中のケガの影響で体調が万全でないとして、アントニオ・ジョビナッツィを代役に起用。フェラーリのリザーブドライバーを務めるジョビナッツィが土曜フリー走行からザウバーマシンのステアリングを握っている。

メルボルンにソフト、スーパーソフト、ウルトラソフトのドライタイヤを持ち込んだピレリは予選Q3用タイヤとしてウルトラソフトコンパウンドを指定しており、予選Q3に出走したドライバーはセッション終了時に同タイヤセットをピレリに返却、Q2までに敗退したドライバーは決勝レースで未使用のウルトラソフトタイヤを使用できる。予選トップ10のドライバーはQ2で自己ベストタイムをマークした時に履いていたタイヤをレースのスタート時に装着することが義務付けられている。

曇り空の下、気温29度、路面温度34度、湿度47%のドライコンディションで始まった予選Q1はマクラーレンのストフェル・バンドールンとフェルナンド・アロンソが先陣を切った。ジョビナッツィとマーカス・エリクソンのザウバー勢が続く。ほとんどのドライバーがウルトラソフトタイヤを履く中、フェラーリコンビはスーパーソフトを選択している。

メルセデス勢もウルトラソフトを履いてアタックラップに臨み、最初のタイム計測を終えて1分24秒514を刻んだボッタスがトップに立った。ハミルトンが0.021秒差の2番手に続き、0.7秒遅れでベッテルが3番手だ。ライバルとタイミングをずらしたレッドブルはダニエル・リカルドが5番手、マックス・フェルスタッペンが7番手のタイムを残した。

マクラーレンによると、バンドールンは燃料流量の問題を抱えたといい、3周を走りながらもタイムを残せていなかったが、残り時間2分を切る頃になってコースに入り、たった一度のチャンスに1分26秒858をマークする。ただ、Q2進出には不十分だった。

Q1でノックアウトされたのは16番手に終わったジョビナッツィ以下、ケビン・マグヌッセン(ハースF1)、バンドールン、ストロール、ルノーのジョリオン・パーマーだ。ストロールはグリッド降格となるため、パーマーのスタート位置がひとつ繰り上がる見込み。

15分間のQ2開始とともにメルセデス勢が動き出し、フェラーリコンビが加わった後、他陣営も少しずつ始動していく。ボッタスが1分23秒215をたたき出し、ハミルトンが0.036秒差で2番手に並ぶも、フェラーリ勢も遅れまいとライコネンとベッテルがトップに0.3秒以内のタイムを刻んでメルセデスに迫った。レッドブルはリカルドがトップに0.7秒差と2チームに後れを取っている。

メルセデスコンビとライコネンの上位3名に加えて5番手のリカルドがガレージで戦況を見守る中、予選トップ10入りをかけた激しいバトルは最後の最後まで続き、最終的にQ2敗退を喫したのは11番手から順にセルジオ・ペレス(フォース・インディア)、ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)、アロンソ、エステバン・オコン(フォース・インディア)、エリクソンだった。

ポールポジションが決するQ3もメルセデス勢が先頭でガレージを離れ、フェラーリとレッドブルが加わったものの、開幕戦にして母国グランプリに挑むリカルドがマシンのコントロールを失ってスピンを喫し、グラベルに乗り上げてリアからタイヤバリアに突進。セッションは赤旗中断を余儀なくされた。「申し訳ない」とチームに謝罪したリカルドにケガはなく、詰めかけた多くのファンが拍手を送って健闘を称えている。

8分間の中断を経てセッションが再開されたものの、すぐにコースに入るドライバーはおらず、残り時間6分を切ってハースF1のロマン・グロージャンが出陣したのをきっかけに、リカルドを除く9台がコースに出揃った。

ラストアタックで最速タイムを塗り替えたハミルトンが1分22秒188のポールタイムをたたき出し、0.268秒差で2番手に食い込んだのはベッテルだ。メルセデスドライバーとして初めての予選に挑んだボッタスはベッテルに0.025秒速く走られてしまい、3番手に甘んじている。もう一台のフェラーリを駆るライコネンは4番手だった。

5番手にフェルスタッペンが続き、以下、グロージャン、フェリペ・マッサ(ウィリアムズ)、カルロス・サインツ、ダニール・クビアト(共にトロ・ロッソ)が並んで、クラッシュによりタイムを残せなかったリカルドが10番手だ。

オーストラリアGP決勝は26日(日)日本時間14時にスタートすることになっている。

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