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15年前ならアロンソの命はなかったとモズレー

M.S.
2016年3月22日 « ハリアントに罰点2ポイント | 新タイヤルールが効果を発揮したとロウ »
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元FIA会長のマックス・モズレーは15年か20年ほど前ならフェルナンド・アロンソはオーストラリアGPで見舞われたクラッシュから生還できなかっただろうと述べた。

マシンが横回転する激しいクラッシュを無傷で切り抜けたアロンソは、後に自身が"幸運"だったと話し、現代F1マシンの安全性を称賛している。1993年から2009年にFIA会長を務めていたモズレーは、1994年サン-マリノGPでローランド・ラッツェンバーガーとアイルトン・セナが事故死してから安全性の向上を推進してきた人物の一人だ。

15年から20年前ならアロンソが今回の事故で生きていたかと思うか聞かれたモズレーは「そうは思わない。詳しい分析がなければ正確には分からないが、一般的にこういったアクシデントは重傷か死につながってきた。そうならなくなったのはうれしいことだ」と『Telegraph(テレグラフ)』紙に回答した。

1994年のイモラ以来行われてきた安全性対策は、20年間にわたってF1における死亡事故を防いできた。昨年は元マルシャドライバーのジュール・ビアンキが2014年日本GPで重機に衝突して負った重傷がもとで息を引き取っている。

「まだジュールのときのように突然の事故は起こるが、こういった重大なレーシングアクシデントでもドライバーが自力で歩み去ると予想できるようになってきた。20年前にはなかったことだ」

モズレーは来年の導入が検討されているコックピット防護コンセプトの一つであるハローデバイスを支持していることを明らかにしている。ハローコンセプトの最も大きな懸念材料の一つが、反転したマシンからドライバーを脱出される方法。アロンソのチームメイトであるジェンソン・バトンは、アロンソのアクシデントがハローの安全性に対抗する議論の材料にされてはならないと述べている。メルボルンでは、アロンソがひっくり返ったマシンの下から這い出ていた。

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