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新方式の予選でハミルトンがポール!

M.S.
2016年3月19日
© Goria/Sutton
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19日(土)、メルボルンのアルバート・パーク・サーキットで2016年FIA F1世界選手権開幕戦オーストラリアGP予選が実施され、22名のドライバーが新方式の予選セッションに挑んだ。

前日の金曜日は雨に見舞われたものの、2日目は天候が回復し、ほぼドライで行われた土曜フリー走行ではメルセデスのルイス・ハミルトンとニコ・ロズベルグが1-2を決め、フェラーリのセバスチャン・ベッテルが3番手に続いた。

今季はタイヤルールが変更され、各ドライバーは週末に使用する13セットのドライタイヤのうち、10セットをピレリが事前に提示する3種のコンパウンドから自由に選択することが可能になった。オーストラリアGPではミディアム、ソフト、スーパーソフトがドライタイヤに指定されている。ピレリは残る3セット中1セットを予選Q3でしか使えないスーパーソフトと定めており、Q3に参加したドライバーはセッション後にそのタイヤをピレリに返却、Q2までで予選を終えたドライバーは使用しなかったスーパーソフトを決勝で使用することができる。

予選スタート時の天候は曇り、気温17度、路面温度25度、湿度59%のドライコンディションだった。

新方式の予選ではQ1開始後7分で1台がノックアウトされ、以降90秒が経過するごとにタイムの一番遅いドライバーが脱落していく。早い段階でタイムを出しておこうと、セッション開始前からピットレーンにはマシンが整列し、オープンと同時にコースへ飛び出して行った。

先陣を切ったのはメルセデスとハースF1だったが、それぞれの所属ドライバーであるロズベルグとロマン・グロージャンは計測ラップ開始直後にやや膨らんでしまった。しかし、仕切り直しの余裕はないため、そのままタイムアタックを敢行する。

最初の7分で足切りされたのはパスカル・ウェーレイン(マノー)で、以降リオ・ハリアント(同)、エステバン・グティエレス(ハースF1)、グロージャンが姿を消していく。

フリー走行では良いペースを見せていたレッドブルのダニール・クビアトがタイムシートの最下位に沈んだ状態でマシンを降りており、グロージャンの次の脱落者となった。

さらにザウバーのフェリペ・ナッサーが予選を終え、Q2進出の最後の一枠はナッサーの僚友マーカス・エリクソンとルノーのジョリオン・パーマーの競り合いに。ナッサーがミスを犯し、パーマーがQ2への切符を手にした。

なお、Q1で敗退したハリアントには、土曜フリー走行でグロージャンと接触したことに対し、3グリッド降格のペナルティが科されている。

Q1終了時点で16番手エリクソン以降、ナッサー、クビアト、グロージャン、グティエレス、ハリアント、22番手ウェーレインの予選順位が決した。

15台がコマを進めた予選Q2では、最初の6分でルノーのケビン・マグヌッセンが脱落。一方、メルセデスコンビは早々と1分24秒台をマークし、ガレージに引き上げていく。

マグヌッセンに次いでパーマーがノックアウトされると、マクラーレンのジェンソン・バトンが次に危険な位置にきた。しかし、バトンはその時点でガレージに入っており、すでにタイム更新には間に合わないタイミングとあってそのままステアリングを外す。続いてアロンソもマシンを降りた状態で予選セッションを終了した。

セッション終了を待たずに全車がピットに帰還し、最後はフォース・インディアのセルジオ・ペレスとニコ・ヒュルケンベルグがQ2落ち。9番手ペレスからヒュルケンベルグ、ボッタス、アロンソ、バトン、パーマー、マグヌッセン、エリクソンの予選順位が確定した。

Q3進出メンバーはハミルトン、ロズベルグ、ベッテル、カルロス・サインツ(トロ・ロッソ)、ダニエル・リカルド(レッドブル)、キミ・ライコネン(フェラーリ)、マックス・フェルスタッペン(トロ・ロッソ)、フェリペ・マッサ(ウィリアムズ)の8名。開始から5分で1台が脱落し、以降は先に行われたセッションと同じ要領だ。

14分で行われるQ3がスタートすると、メルセデスとフェラーリの両陣営に続いて他のドライバーもタイムアタックを開始する。タイムシート最上位にはハミルトンが君臨し、ベッテル、ライコネン、そしてわずかなミスでタイムロスしたロズベルグがその後ろに並んだ。

最初の5分でコースを去ったのは地元オーストラリア出身のリカルド。姉妹チームのサインツがノックアウトされた段階でほぼ全員がピットに戻っていたが、ロズベルグとハミルトンだけは順次2回目の走行を始めている。

それ以外の面々は1回のタイムアタックで走行を終え、3番目にマッサ、4番目にフェルスタッペンが足切りされた。5番手ロズベルグが自己ベストを更新して2番手に上がって以降は、コース上の動きがないまま一人ずつ予選順位が決まっていく。ロズベルグの2番手が決したとき、静かにチェッカーフラッグが振られた。

今季初戦のポールポジションを手にしたのはハミルトン。以下、ロズベルグ、ベッテル、ライコネン、フェルスタッペン、マッサ、サインツ、リカルドがトップ8に並んだ。

オーストラリアGP決勝は20日(日)日本時間14時スタート予定。決勝レースもお楽しみに!

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