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運営者、「F1新時代は投資に見合わず」

M.S.
2014年3月18日 « ラウダ、自分になぞらえてハミルトンを鼓舞 | 若手とのバトルを楽しむバトン »
今季は見られない光景 © Getty Images
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オーストラリアGPのオーガナイザーが、V6エンジンのノイズ不足は自身の投資がイベント開催のために投じた金額ほどの価値を持たないことを意味すると述べた。

ロン・ウオーカーは新エンジンのサウンドに対して最も批判的だった人物の一人で、2011年にはV6時代に"ブリキ缶がガタガタいっているように"聞こえることを懸念していると発言。ついに新時代の到来を迎えて、その見方は強まるばかりだ。

「植物園を歩いていて、ポール・ストッダートが駆るツインシーターのF1マシンのサウンドは聞こえたが、新しいターボマシンは聞こえなかった。グランドスタンドに座っていても、ストレートをやってくる彼らの音はほとんど聞こえない。われわれ(Australian Grand Prix Corporation/オーストラリア・グランプリ・コーポレーション)はエンターテイメント企業であり、人々を楽しませなければならない。皆がそのことを話していた。興奮が失われればチケットの販売に影響が出る。需要を作り出さなければならず、その一部がレースカーのノイズへの人々の嗜好(しこう)だ。われわれはバーニーとともに解決に取り組んでいる。明らかにわれわれの契約に違反する。私は昨夜(16日)に彼と話した。われわれはこんなもののために支払っているのではない。今後変わっていくはずだ」

ウオーカーは2011年に、F1がV6エンジンに変更するならばカレンダーに登場する17のF1サーキットが開催イベントをインディカーに切り替えるとの動きを指揮したことがある。その脅すところだった"地獄を開放したような大混乱"は起こらなかったが、当時のウオーカーは他のレースオーガナイザーも自分と同じ意見だと明確に打ち出していた。

2011年、ウオーカーはこう話している。

「われわれはベースとなる顧客層を破壊するつもりはない。サウンドはブランドの一部。1万8,000回転で、同じサウンドでなければならない。われわれにそのエンジンを走らせるつもりがなく、レースを運営する意思がないため、彼らはそれを導入できないだろう。われわれが今支払っているものと対照的に、インディカーレースのコストは約350万ドルで、よりサウンドが大きくノイジーだ」

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