オーストラリアGP

/ News

  • オーストラリアGP - 予選

ハミルトンがポール、可夢偉Q1突破!

M.S.
2014年3月15日
Q2終盤にクラッシュを喫したライコネン © Sutton Images
拡大

メルボルンのアルバート・パーク・サーキットで2014年シーズンの火蓋が切られ、15日(土)日本時間15時から2014年FIA F1世界選手権開幕戦オーストラリアGP予選が行われた。

3回のフリー走行ではプレシーズンテストの評判通りメルセデスが速さを発揮し、初日にはルイス・ハミルトンが1分29秒625でトップに立った。2日目に入って実施された最後のフリー走行ではニコ・ロズベルグが1分29秒375をマークしている。

また、テストで不調に苦しめられた王者レッドブルは初日にセバスチャン・ベッテルが4番手、ダニエル・リカルドが6番手につけ、土曜フリー走行ではベッテルが12番手に沈んだものの、リカルドが5番手に入っている。

ピレリが今季初戦に持ち込んだドライタイヤはミディアムとソフトの2種類だった。予選開始を前に、アルバート・パークには厚い雲が垂れ込めている。

なお、ギアボックス交換を余儀なくされたウィリアムズのバルテリ・ボッタスとザウバーのエステバン・グティエレスは5グリッド降格のペナルティを科されることになっている。

今季はQ3の時間が延長された関係でQ1は20分から18分に短縮されている。予選最初のバトルが始まると、メルセデスコンビを筆頭に各車が続々と走行を開始した。

メルセデスやフェラーリ、フォース・インディアらがミディアムタイヤを選んでいる一方、すでにオプションを投入しているチームも多い。ライバルたちに遅れて、最後にオプションタイヤを装着したベッテルがガレージを後にした。

タイム計測をせずにピットに戻ったパストール・マルドナド(ロータス)を除き、まずは21名のタイムが出揃う。トップは1分30秒775をマークしたレッドブルのダニエル・リカルドで、ケータハムからF1復帰を果たした小林可夢偉は1分34秒274で16番手につけている。

Q1が後半に入ると、サーキットに雨が落ち始めた。ソフトに履き替えたアロンソが15番手から一気に4番手へ浮上するも雨脚は見る間に強まってタイム更新が難しい状況になり、再度コースインしていたマルドナドはスピンを喫しつつノータイムのままピットへ。ロータスはこの週末走りこめておらず、チームメイトのグロージャンも21番手タイムと沈んだ。セッション時間を数分残して、コースは無人の状態になっている。

ラスト1分でインターミディエイトタイヤを履いた19番手エステバン・グティエレスがガレージを後にし、決勝に向けてマシンバランスのチェックを行った。

Q1でノックアウトされたのは17番手マックス・チルトン(マルシャ)以下、ジュール・ビアンキ(同)、グティエレス、マーカス・エリクソン(ケータハム)、グロージャン、マルドナドだった。

15分で実施されるQ2の開始を前に、DRSの使用が禁じられている。セッションが始まると雨用タイヤをつけたドライバーたちが一斉にタイムアタックへ繰り出した。トロ・ロッソのダニエル・クビアトと可夢偉はフルウエットを選び、序盤はリカルドに次いでウィリアムズのバルテリ・ボッタスが2番手につけた。

後半はタイムシートのオーダーが目まぐるしく変わっていく。可夢偉はインターミディエイトに履き替えて再度コースインし、同じくインターミディエイトに交換したクビアトは残り3分を切って3番手にジャンプアップした。

全員がタイムアタックを続行する中、チェッカーフラッグ直前にライコネンがウオールに接触してストップし、イエローフラッグが掲示される。その後のラストアタックでQ3行きを目指していたベッテルはタイムを更新するも13番手にとどまり、予選トップ10圏外に終わった。

Q2を突破したメンバーはロズベルグ、リカルド、アロンソ、ハミルトン、ケビン・マグヌッセン(マクラーレン)、ヒュルケンベルグ、ジャン-エリック・ベルヌ(トロ・ロッソ)、ボッタス、フェリペ・マッサ(ウィリアムズ)、クビアトの10名。

11番手ジェンソン・バトン(マクラーレン)からライコネン、ベッテル、エイドリアン・スーティル(フォース・インディア)、可夢偉、セルジオ・ペレス(フォース・インディア)の予選順位がここで決まった。

今季からQ3の時間は12分に延長されている。先頭のロズベルグを始めほとんどのドライバーがフルウエットをチョイスしてコースへ向かうも、アロンソはインターミディエイトを選んでいた。

コンディションはウエットタイヤを選んだ陣営の方に有利で、最初のタイムアタックでアロンソは9番手に沈む。ハミルトンとロズベルグのメルセデス勢が1-2態勢を築き、リカルド、ヒュルケンベルグ、ベルヌがトップ5に入っていた。

Q3終盤はタイヤ選択が非常に難しい状況になり、アロンソがウエットに切り替える一方、リカルドやマッサがインターミディエイトに交換。チェッカーフラッグを目前にクビアトがウオールにヒットしてマシンにダメージを負ったが、何とか自力で走行を続けた。

その間にもタイム争いは続き、リカルドがラストアタックでトップタイムを塗り替えるも、ハミルトンがそれを上回ってポールポジションをつかみとっている。僚友と競り合っていたロズベルグは最後にタイム更新がかなわず、リカルドに続く3番手で予選を終えた。

ハミルトンの最速タイムはウエットタイヤで計測した1分44秒231で、2番手リカルドはインターミディエイトを装着していた。3番手ロズベルグ以降はマグヌッセン、アロンソ、ベルヌ、ヒュルケンベルグ、クビアト、マッサ、ボッタスの予選トップ10となっている。

オーストラリアGP決勝は16日(日)日本時間15時スタート予定。決勝レースもお楽しみに!

© ESPN Sports Media Ltd.