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2010年第19戦ドライバーコメント初日

Kay Tanaka / Jim / Me
2010年11月13日 « ブルーノとの交錯でハミルトンにおとがめなし | アブダビGP金曜日の記者会見パート1 »

2010年F1世界選手権の最終戦であるアブダビGPが開幕した。

砂漠の真ん中に建設されたサーキットながら、午前中には雨が降るシーンも。フリー走行1回目は現地時間で13時からスタートとなったが、序盤は多くのマシンがインターミディエイトタイヤでの走行を選択した。

午後のセッションとあわせて3時間のフリー走行が行われたが、最速タイムをたたき出したのはマクラーレンのルイス・ハミルトン。フリー走行2回目はハミルトン、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)、フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)、マーク・ウェバー(レッドブル)というチャンピオン候補勢がトップ4を占めた。

初日の作業を終えたドライバーたちのコメントは以下のとおり。

【マクラーレン】

ジェンソン・バトン
フリー走行1回目:3番手
フリー走行2回目:8番手

「今日、僕のマシンにはいくつかの部分で改善が必要だということがわかった。午後のセッションに向けていくつかの改善を投じたけど、バランスには苦労したんだ。フロントタイヤのロックが問題であり、これは最近の数戦でも同様だ。十分な安定感がないから、おそらくダウンフォースレベルがこのサーキットにおいては低すぎる状態で走っているんだと思う。それが前進できない理由だろうけど、少なくともペースがないっていうことが理由になっているね。僕とは異なったセットアップになっているルイスのマシンはすごく速い。だから、僕のマシンでも同じようなスイートスポットを見つけたいね。残りの週末を楽しみたいんだ。明日に向けて楽観的になれる理由はたくさんあるよ」

ルイス・ハミルトン
フリー走行1回目:2番手
フリー走行2回目:1番手

「改良されたリアウイングをさらに改善するための時間があればと思っているんだ。初めて鈴鹿でテストした時から、本当の意味で完全に機能しているとは言えない。だから、最大限に活用することができていないんだ。ポテンシャルがあることは分かっているし、完ぺきに機能すれば僕らにとって大きなプラスになるだろう。マシンの感触はいいから、明日の午後はいい予選結果を手にしたい。もちろん、難しいのは分かっているよ。レッドブル勢はQ3で0.5秒ぐらい改善するだろうからね。だけど、僕らのペースはこれまでよりも彼らに接近している。今シーズンのレース週末をすべて過ごすことになったわけだけど、今週末は最速のマシンに挑戦する適切なパッケージを手にしているって感じている。明日はフロントロー争いができると思うんだ。スチュワードと話をしたのは、コース上でブルーノ(セナ/HRT)との間に起きた件について説明するためだよ。少し誤解があったんだ。彼はアタックを始めようとしていたんだけど、僕はピットに入ろうとしていた。これからブルーノに会いに行って、すべて問題ないって話をするつもりさ」

マーティン・ウィットマーシュ(チーム代表)

「成功を収めている今シーズンを今週末で終えるために意欲を抱いているし、コンストラクターズ選手権2位の座を確保したいと考えている。そのためにわれわれはリアウイングをアグレッシブに変更しており、最初の印象は、予想していたよりもパフォーマンスがあると推測させるものだった。ルイスは2つのセッションで力強いパフォーマンスを発揮しており、この日の最速タイムを記録している。この結果により、今晩に行うマシンの改善に向けてかなりの励ましを得ることができた。ジェンソンはマシンバランスに少し満足できておらず、最近のレースでも発生していたフロントタイヤのロックに悩んでいる。それでも、彼と彼のエンジニアたちは明日のフリー走行までに問題を解決できると自信を持っている。昨年のレースはルイスのメカニカルトラブルに起因したリタイアによって、序盤のリードを"失ってしまった"ものとなった。今はチーム全体が今週末の勝利を手にすることを目指している。それこそ、われわれの目標というものだ」

【メルセデスGP】

ミハエル・シューマッハ
フリー走行1回目:7番手
フリー走行2回目:11番手

「日中と夜のコンディションでここを走るのはとてもおもしろいね。だからこのコースが特別になるんだろうし、イベントが楽しくなるんだと思うよ。全体的にコース自体はそれほど学ぶのに複雑なわけじゃない。今日は問題なかった。特にこれといった問題を抱えることもなかったから、明日の予選を楽しみにしている。ラップをうまくまとめて、できるだけ上位のグリッドにつけるようにがんばるよ」

ニコ・ロズベルグ
フリー走行1回目:9番手
フリー走行2回目:10番手

「今日はいくらか進歩できたし、セットアップについては間違いなくうまくいっている。改善策を見いだすために異なる方向性を試して少し時間がかかったし、解決しなきゃいけない問題もいくつかあったけど、全体的にはいい感じ。今日は僕のFダクトがきちんと機能していなくて、それは理想的じゃなかったけど、週末に向けて徹夜で直して準備を整える」

ロス・ブラウン(チーム代表)

「夜に実施された2回目のセッションの終盤には、ニコ(ロズベルグ)もマイケル(シューマッハ)もいいセットアップを見いだせたので、アブダビでの週末はまずまずのスタートだ。今日われわれが取り組んだ興味深い評価はシーズン最終戦でポジティブな週末を過ごすために大いに役立ってくれるだろう」

【レッドブル】

セバスチャン・ベッテル
フリー走行1回目:1番手
フリー走行2回目:2番手

「悪くないし、マシンはフリー走行1回目で力強い感じだった。フリー走行2回目はコンディションが少し違っていたけどね。とにかく、僕はかなり満足しているし、さらにラップタイムを改善できると思っている。これからいろいろと分析して、明日はさらにペースを上げたい。予想していたように今日はマクラーレンが速かったし、フェラーリもすぐそこにいる。ルノーも悪くないようだから、僕らに何ができるか見てみるよ」

マーク・ウェバー
フリー走行1回目:4番手
フリー走行2回目:4番手

「いい1日だった。2つのセッション間にエンジン変更をしたんだけど、これは予定していたことなんだ。今日の上位勢は予想したように、フェルナンド(アロンソ/フェラーリ)とセブ(ベッテルの愛称)、そして僕がかなり似通ったタイムを刻んだね。マシンはブラジルで僕らが手にしていたものに近いし、すでに堅実的なマシンを改善するのは難しいよ。エンジニアたちのオフィスにいるときはバーレーンみたいな感じがした氏、マシンに乗っている時の感触はいつもと変わらないんだ。でも、もちろんさらに大きな戦いになっているし、これだけがいつもと違うこと。でも、いつもより難しくとらえちゃダメなんだ」

【フェラーリ】

フェリペ・マッサ
フリー走行1回目:11番手
フリー走行2回目:6番手

「去年レースに出られなかったこのコースで、全体としていい初走行ができた。タイムは徐々に上がっていって、路面コンディションの変化と合わせて、1周ごとにプッシュできる場所がつかめるようになった。2回目のセッション終盤に小さなトラブルがあったのは残念。燃料を積んだ状態での連続走行ができなくなってしまった。引き続き進歩して上位を目指したい。クルマのハンドリングは良さそうだ。これから、集めたデータを分析し、セットアップや空力構成に関して正しい選択をしなくてはいけない。パフォーマンスレベルは向上の余地があると思う」

フェルナンド・アロンソ
フリー走行1回目:6番手
フリー走行2回目:3番手

「幸先いい週末のスタートが切れた。今、エンジニアたちは集めたたくさんのデータを分析している。金曜日にまずするのはすべてがきちんと働くことと、ハンドリングがシミュレーションと一致していることの確認だ。その後はセットアップや空力ダウンフォースレベルを変えて、パフォーマンスを改善していく。この3時間で僕らがやったことさ。クルマの競争力レベルには満足していて、ドライブはとてもしやすい。でも、もっと速くなるポテンシャルは必ずあるはず。明日の予選はとてもタイトになるだろう。これまでよりもレッドブルに近づけることを願おう。レースの展開をあれこれ予想しても仕方ない。自分の仕事に集中して、クルマをもっと速くするだけ」

クリス・ダイヤー(チーフトラックエンジニア)

「フリー走行直前の雨には驚いたよ! 誰もこのアブダビで予想していなかったことだろうが、幸いプログラムにはまったく影響しなかった。ほかに言えるのは、ここまで見た限り、今年多くのレースで見られた金曜日と同じということだ。フェルナンドはノートラブルで、最初の計測ラップからマシンのハンドリングにとても満足していた。ただロングランではもう少し作業が必要だろう。他のコースで見られたよりも、タイヤのデグラデーションが激しいようだ。フェリペは燃料噴射システムに問題があったためにプログラムを最後まで終えることができなかったが、多少のデータ不足は残りの週末の準備に深刻な影響を与えるほどではない。われわれはいっそうのパフォーマンスレベル向上を目指す必要がある。この決定的な週末において、特に予選は課題だ。選択に必要な要素はすべてそろった」

【ウィリアムズ】

ルーベンス・バリチェロ
フリー走行1回目:13番手
フリー走行2回目:15番手

「今日はセットアップの問題をいくつか抱えていたため、マシンは僕らの望みどおりのパフォーマンスを発揮できなかった。やるべき作業はたくさんあるが、対処できるだろう」

ニコ・ヒュルケンベルグ
フリー走行1回目:17番手
フリー走行2回目:12番手

「悪くない金曜日だった。フリー走行1回目はかなり難しかったし、マシンにも満足できなかった。それでも、バランスを改善した後に臨んだフリー走行2回目はよりまとめることができたんだ。今の時点では望んだとおりの位置にいない。今週末はみんながかなりコンペティティブだし、僕らはセットアップでコンマ数秒の改善を必要としている。今晩と明日のフリー走行3回目で、予選に向けて改善できるか見てみるよ」

パトリック・ヘッド(エンジニアリングディレクター)

「セットアップ面ではバランスが整わない部分があったが、今晩には対処できるだろう。ルーベンスにはフリー走行1回目にエンジンのトラブルがあり、午後に向けて交換を余儀なくされた。しかし明日に向けた懸念材料になってはいない。オプションタイヤは燃料を多く積んだ時に神経質な動きをしており、予選と日曜日のレースでは興味深い戦略が見られるかもしれない」

【ルノー】

ロバート・クビサ
フリー走行1回目:5番手
フリー走行2回目:5番手

「路面が濡れているという異例の状態から最初のフリー走行がスタートしたけど、路面が乾いてからは昨年と似たような状況になった。路面の進化が大きかったし、タイヤデグラデーションもかなりあった。路面はどんどんでき上がっていくけど、タイヤは悪くなっていくばかりだから安定した走行を行うのは難しかったね。このサーキットにはオフキャンバーのコーナーがあるし、リアタイヤのデグラデーションが多いことによってマシンがすごくオーバーステアになるから、最高のバランスを見出すのは難しいんだ。明日はチャレンジングな1日になるよ。フリー走行は太陽光の下で完了するけど、その後の予選では路面温度の変化などがどのようにマシンに影響を及ぼすのか理解しなきゃいけない」

ヴィタリー・ペトロフ
フリー走行1回目:12番手
フリー走行2回目:7番手

「フリー走行1回目の路面はすごく汚れていたし、そのためにタイヤのパフォーマンスも低下したことでマシンをドライブするのが難しかったんだ。セッション間にいい改善、特にブレーキに関してうまく対応でき、感触はかなりよくなった。路面もきれいになってグリップレベルも上がったよ。最終的には予定よりも多く走行することができ、明日に向けた改善のために必要なデータを収集することができたんだ」

【フォース・インディア】

エイドリアン・スーティル
フリー走行1回目:14番手
フリー走行2回目:13番手

「午前(フリー走行1回目)は路面がかなり滑りやすかったから、セッション序盤はあまり走らなかった。まだ湿っていたし、ラバーが乗っていない状態だと意味のある作業に取り組むのが難しいからね。最初の走行は大丈夫だったけど、2回目はすでにタイヤにグレイニングが出ていてブレーキに問題が起き始めていた。しかも午後(フリー走行2回目)もその問題を抱えてしまって、セッションを通して変わらなかった。問題を解決しようとしたんだけど、出て行くたびにブレーキング時のマシンは片方に流されちゃって本当に安定しなかった。今はこれがなぜ起こったのか理由を調べているところ。予選までには解決できると確信している。少なくともソフトタイヤを履いて、いい走りができている。改善は常にできるものだけど、少なくとも明日はもっと力を引き出せる」

ビタントニオ・リウッツィ
フリー走行1回目:15番手
フリー走行2回目:9番手

「今朝はちょっと珍しかったね。アブダビを雲が覆うなんて、これまで見たことがないよ! 最初のセッションは問題なかった。切り替え式リアウイング(SRW/Fダクト)のセッティングをいくつか試して、機能したものもればそうじゃないものもあったけど、午後(夜)はかなり良かったと思う。SRWは対応したし、プログラムの遂行に集中できた。バランスはとてもいい感じで、最終的にセットアップ面では自分たちが望んでいたところからさほど遠くにはいない。スーパーソフトとミディアムのコンパウンドの理解を深め、エンジンもいくつか異なるチューニングやマッピングを試している。今日成し遂げた前進は誇りに思っていいと思う。バランスはいいし、他のチームに比べると強力なポジションにいる」

ドミニク・ハーロウ(チーフレースエンジニア)

「今日のプログラムはSRWと、このサーキットで最適なウイングレベルを理解するため、いくつかテストを実施すること、それから後半のセッションではブロウンディフューザーの開発評価にも取り組んでいる。通常のタイヤ比較も行っており、いくらか有益なデータを収集できた。トニオ(リウッツィ)はとてもいい1日を過ごしたが、エイドリアン(スーティル)はブレーキに問題を抱えて苦戦したので、これについては対応する必要がある。それを除けば、混戦ではあるものの、ブラジルよりは自分たちに競争力があるようなので、ここではオーバーテイクが非常に難しいため、レースで上位に入るべく、予選で可能なかぎり上を目指したい」

【トロ・ロッソ】

セバスチャン・ブエミ
フリー走行1回目:18番手
フリー走行2回目:18番手

「シーズン最後の金曜フリー走行を過ごしたよ。まだ1回しか戦ったことがない新しいサーキットだし、今日の路面もグリーンだった。午前中はタイヤにかなりデグラデーションを抱えたけど、これは去年も体験した状況だよ。大きく改善すると予想していて、実際にそうなったけど、僕は最速ラップ中のターン16でスピンを喫してしまい、ソフトタイヤの能力を存分に引き出せなかった。全体的にはいい作業ができ、たくさんのセットアップを試して明日に向けた方向性を示せたんだ。明日はさらに改善したいけど、照明による視界には問題ないよ」

ハイメ・アルグエルスアリ
フリー走行1回目:16番手
フリー走行2回目:17番手

「シーズン最終戦に臨むことができてうれしいよ。精神的にも体力的にも力強く感じているし、コース上ではかなりいい仕事ができた。ラップタイムは競争力があるし、タイヤのデグラデーションもあまり大きな問題ではないからね。まだセットアップが100%じゃないけど解決できる感じがするし、明日はさらに改善できると思う。終盤にはプッシュしすぎてしまい、スピンしてエンジンがストールしてしまったんだ。タイヤが少し古かったんだけど、限界点を探ろうとしていたから、外側の縁石に乗ってブレーキを踏んだんだ。でも、もうそれが無理って理解したよ! 幸運にも接触はなかったからマシンは大丈夫さ。プライムタイヤを履いた時のマシンバランスには満足しているけど、それはプライムタイヤでショートランをやった時のラップタイムがコンペティティブだったからだ。太陽光から照明の光に変わることについては問題なかった。昨年に経験しているし、暗くなったらダーク色の捨てバイザーをはがせばいいだけの話だからね」

ローレン・メキース(チーフエンジニア)

「今日はいつもの金曜プログラムを行う予定だったが、午前中の雨によって誰もが走行開始を遅らせることになった。その後は、ハイメがオプションタイヤでの走行中にスピンを喫してしまった以外は、通常のセッションになった。幸運にもダメージはなかったが、マシンはストールしてしまったので走行を続けられなかった。1日を通じて信頼性の問題はなく、いくつかのテストアイテムを試してデータをたくさん収集している。タイヤについてはハッキリしていないから、残りの2日間が興味深い。昨年は誰もがオプションタイヤよりプライムタイヤを機能させるという異例の状態だった」

【ロータス】

ヤルノ・トゥルーリ
フリー走行1回目:20番手
フリー走行2回目:21番手

「どちらのセッションもトラブルなく、スムーズな金曜日だった。順調にタイヤの評価ができたが、デグラデーションがかなり激しいから、レースではその点に注意する必要があるだろう。クルマのバランスは良かった――まだ改善は必要だけど、全体的にポジティブな1日だった」

ファイルーズ・ファウジー
フリー走行1回目:24番手
フリー走行2回目:出走せず

「今日の出来にはかなり満足しているけど、最初の数ラップはトリッキーだった。みんな驚いていた雨の後、路面は場所によってダンプな部分も多く、僕は1セットしかタイヤを使えないから、本気でプッシュはできなかった。でも、また走れたことはうれしいし、今日はいいチームワークだったと思う」

ヘイキ・コバライネン
フリー走行1回目:出走せず
フリー走行2回目:19番手

「いい1日だったよ。午後のコースに出て行ってすぐにペースに乗れた。週末へ向けたいい兆候だ。午前中にファイルーズがうまくクルマをセットアップしてくれて、1日中何の問題もなくプログラムをすべて完了してティモ(グロック)の前でいいポジションになれた」

マイク・ガスコイン(CTO/最高技術責任者)

「シーズンのラストレースで良い金曜セッションを過ごせた。1日を通してメカニカルな問題はなく、これを週末の間続けたい。FP1ではファイルーズがドライブし、彼の走りから有益なデータが得られた。午後はヤルノとヘイキが走行を重ねてくれて、ここから週末を組み立てることができる」

【HRT】

クリスチャン・クリエン
フリー走行1回目:23番手
フリー走行2回目:23番手

「今日は僕にとって、このサーキットで走る初日となった。フリー走行1回目はコースを学ぶことに用いたよ。残念ながら雨が降ったことで、1回目は45分間しか走れなかった。フリー走行2回目にはセットアップ作業を行うことができ、路面はまだグリップが十分じゃなかったけど、ドライブするのはすごく楽しかった。照明のコンディションは予選やレースでも同じだから、慣れることができたのはよかったね」

ブルーノ・セナ
フリー走行1回目:22番手
フリー走行2回目:24番手

「フリー走行1回目の前に降った雨により、路面は十分なグリップがなかったから改善されるまで待ったんだ。それによってコースに出てセットアップ作業をする時間が失われたから、残念だった。フリー走行2回目はもっと走行できたし、今週末に向けたプログラムを実施した。でも、マシンを改善するための作業に集中しないといけない」

コリン・コレス(チーム代表)

「砂漠に降った雨のシャワーにより、午前中はサーキットがウエットコンディションだった。そのため路面はドライブが難しく、グリップ状態が改善されるまで待たなければならなかったのだ。われわれは4回のコースインを狙っていたが、できたのは2回の走行だけであり、単にマシンをチェックするだけだった。フリー走行2回目ではさらに周回を重ね、次のセッションに向けて経験を積むことができた。明日に向けてたくさんの仕事があるが、改善に向かっている自信がある」

【BMWザウバー】

ニック・ハイドフェルド
フリー走行1回目:10番手
フリー走行2回目:16番手

「ここで走るのは本当に好きなんだ。コースが最高だからね。最初のセッションはそれほど悪くなかったけど、2回目のフリー走行はマシンバランスにまったく満足できなかった。幸い、まだ金曜日だから、解決するための時間はある」

小林可夢偉
フリー走行1回目:8番手
フリー走行2回目:14番手

「僕にとってはどちらのセッションも最初は問題ないように思ったのですが、どういうわけか改善できず、苦戦しました。いろいろとテストをしていたので、データはたくさん収集できました。明日に向けて解決策を探していきますし、気持ちはポジティブです」

ジェームズ・キー(テクニカルディレクター)

「予想外の雨で最初のセッションはスタートが遅くなったが、それ以外は両ドライバーとも2回の走行に取り組む通常のプログラムを実施している。グリップレベルの様子を見ながら、メカニカルのセットアップや異なるウイングレベルの設定をチェックしたりした。夜はラップタイムを見る限り、最初の2つのセクターはまずまずのバランスを取れているようだ。しかしながら、第3セクターはかなりタイムを失っているので必死の作業が必要。理由も理解しなければならない。単にダウンフォースレベルの問題ではないと考えている。そこでどれだけ改善できるか理解するために今夜はすべてのデータを分析しなければならない」

【ヴァージン】

ティモ・グロック
フリー走行1回目:19番手
フリー走行2回目:20番手

「今日は僕らにとって真っ当な金曜フリー走行セッションになった。マシンにはかなり満足しているし、ポジティブなファインチューニングもできたよ。全体的にはプライムがいい感じだったし、ソフトタイヤは1周のアタックで扱うのがかなり難しいんだ。いい週末のスタートになった」

ルーカス・ディ・グラッシ
フリー走行1回目:21番手
フリー走行2回目:22番手

「僕にとって初めてのアブダビはすごくいい1日になった。すごいサーキットだし、砂漠の真ん中にすべてのインフラが整っているね。サーキット自体は低速コーナーと長い直線を併せ持っているし、今日はたくさんの走行とセットアップ作業を行えた。いくつかの結論を導き出すことができたから、明日はマシンにベストなセットアップを施すし、上手くいく自信がすごくある。新チーム勢でベストになる戦いができるだろう。それが僕らの狙いだ」

ジョン・ブース(チーム代表)

「励まされる1日になった。両ドライバーはすぐに速さをつかみ、過去に走ったことがないものの、マシンは信頼性を発揮してたくさんの周回数を稼ぎ、さまざまなセットアップを試すことができている。タイヤマネジメントが今週末の問題になるだろうが、その点においてもここまでのところはかなりいい状態だ。残りのイベントも楽しみにしている」

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