アブダビGP

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  • F1チャンピオン決定戦!

2010年アブダビGPの見どころ

Kay Tanaka
2010年11月12日
ついに迎える頂上決戦! © Sutton Images
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3月中旬にバーレーンで開幕してから早いもので8カ月。今週末はついにシーズン最終戦となるアブダビGPが行われる。コンストラクターズ選手権は前戦ブラジルGPでレッドブルがタイトルを手にしたが、ドライバーズ選手権は今週末が頂上決戦。ランキング上位につける4人がチャンピオンの称号を懸けて高速バトルを繰り広げる。アブダビGPの見どころを押さえて、シーズンフィナーレを楽しもう!

【その1 - どんなコース?】

2009年からF1カレンダーに加わったアブダビGPは、全長5.554kmのヤス・マリーナ・サーキットが舞台だ。コーナー数は21、セクター1は高速コーナーを含む緩やかな区間で、セクター2は1.2kmのバックストレートを含めた2本の直線と低速コーナーで構成された高速区間、セクター3はコーナー数が11の低速区間となっている。昨年同様、今年も決勝は現地時間17時にスタートする"トワイライト(夕方)レース"として開催され、夕焼けを背景にスタートし、照明の下でチェッカーを受ける特別な雰囲気のグランプリである。

【その2 - 戦略は?】

最終戦アブダビGPにブリヂストンが投入するドライタイヤは、スーパーソフトコンパウンド(オプション/ソフトタイヤ)とミディアムコンパウンド(プライム/ハードタイヤ)。高速コーナーがあまりないことや、夕方のレースで路面温度が低めということもあり、軟らかめのスペックとなっている。昨年のレースではほとんどのマシンがプライムでのスタートを決断した。

【その3 - 注目の場所は?】

最大のオーバーテイクポイントは同サーキット最高速の時速315kmから時速50km程度までスピードを落とすバックストレートエンドのターン8だ。昨年、ここで小林可夢偉(当時トヨタ/現BMWザウバー)がジェンソン・バトン(当時ブラウンGP/現マクラーレン)をオーバーテイクしている。続くストレートの先に待ち構えるターン11への進入でもパッシングを仕掛けることはできるだろう。また、スタート直後などやマシン間の速度差が大きい場合はセクター1のターン5でもオーバーテイクを狙える。

【その4 - 優勝争いは?】

先週末のブラジルGPではレッドブルが1-2フィニッシュを飾った。今週末もレッドブルが高い競争力を発揮するだろうが、前戦よりはフェラーリやマクラーレンが接近することになるのではないだろうか。後述するが、絶対に勝ちたいレッドブル、確実に表彰台に上りたいフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)、運頼みのルイス・ハミルトン(マクラーレン)がそれぞれ異なった戦い方を演じることになる。

【その5 - ポイント争いは?】

シーズン終盤になってメルセデスGPのパフォーマンスが向上しているものの、表彰台を狙うのは難しい状況。それでも、ルノーやウィリアムズとの入賞争いはメルセデスGPが引っ張ることになるはずだ。BMWザウバー、フォース・インディア、トロ・ロッソもポイント獲得を目指してプッシュしてくるだろうが、予選ポジションとスタートが特に重要になるだろう。

【その6 - 注目のドライバーたち】

何といっても、ドライバーズランキング首位で臨むアロンソ、2位のマーク・ウェバー、3位のセバスチャン・ベッテル(共にレッドブル)、4位のハミルトンにとっては戴冠が懸かった重要なレース。可夢偉にとっては1年前にF1初ポイントを獲得した思い出の場所。ブラジルGPまで自身最長となる3戦連続入賞を果たしているが、F1デビューのチャンスを与えてくれたトヨタがF1活動に終止符を打った舞台でその記録を伸ばし、気分良くシーズンを終えたいところだ。

【その7 - タイトル争いの行方】

泣いても笑ってもアブダビで2010年ワールドチャンピオンが誕生する。8ポイントのリードを持つアロンソは、優勝か2位でレースを終えればライバルの結果に関係なく2006年以来のタイトルを獲得することとなる。とはいえ、ブラジルGPでも昨年のアブダビGPでも1-2フィニッシュを飾っているレッドブルを上回る成績を残すのは、そう簡単ではない。レッドブルのウェバーがチャンピオンになるには、優勝かつアロンソが3位以下という条件が必要だ。ベッテルは自らが優勝してもアロンソが5位以下にならなければならず、ハミルトンにとっては勝利なおかつアロンソがノーポイント、ウェバーが6位以下、ベッテルが3位以下という条件をすべてそろえなければ自身2度目の戴冠を果たせない。数字上はアロンソとウェバーに絞り込まれている感があるが、過去に最終戦で大逆転劇が起きたことを考えると、どのドライバーも気を抜くことはできないだろう。4人ものドライバーが最終戦までチャンピオンの可能性を残す史上まれに見る大混戦。大いに注目を浴びるシーズンフィナーレだ。

【その8 - 最終戦の注目点】

今シーズンいっぱいでF1から撤退することを発表しているブリヂストンにとっては、1997年から参戦を続けてきたモータースポーツ最高峰の舞台における最終レースとなる。今週末のアブダビGPがF1通算175勝目。1990年代後半から2000年代前半までの激しいタイヤ戦争を戦い抜き、近年はワンメイクタイヤを供給してきたブリヂストンがその歴史に幕を下ろすことになる。その他には、2009年に誕生したマルチ(ダブルデッカー)ディフューザーや、今シーズンのトレンドであるFダクトが来年は禁止されるため、今週末で見納めだ。今のところ今シーズン限りの引退を表明しているドライバーはいないが、今週末のレースでシートを失うことになるドライバーもいるかも・・・?

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